アレグランサ島

アレグランサ島
所在地 スペインの旗 スペインカナリア諸島州ラス・パルマス県テギセ(英語版)
所在海域 大西洋
所属諸島 カナリア諸島チニホ群島(英語版)
面積 10.202 km²
最高峰 289
アレグランサ島の位置(スペイン内)
アレグランサ島
アレグランサ島
 プロジェクト 地形
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アレグランサ島スペイン語: Isla de Alegranza, スペイン語発音: [aleˈɣɾanθa], ローカル発音: [aleˈɣɾansa])は、アフリカ大陸沖合の北大西洋に浮かぶカナリア諸島。無人島であり、スペインカナリア諸島州ラス・パルマス県テギセ(英語版)に属する。

地理

カナリア諸島でもっとも北、もっともスペイン本土に近い島であり、10km南にあるランサローテ島ラ・グラシオーサ島などとともにチニホ群島(英語版)を構成する。また、ラ・グラシオーサ島などとともに、ランサローテ島にあるテギセ(英語版)の自治体域に含まれる。

面積は10.202km2である。島の南西部には直径約1.1kmのクレーターを持つ火山があり、この火山の標高は島内最高の289mである。2番目に高い山は256mのロボス山であり、3番目にはラ・ラパグラが続く。島の北側は比較的平坦である。アレグランサ島はチニホ群島自然公園の一部である[1][2]。2015年にこの島を含むチニホ群島はランサローテ島と共にユネスコ世界ジオパークに指定される[3]。島に居住者はいない。

  • アレグランサ島の衛星画像
    アレグランサ島の衛星画像
  • アレグランサ島の3D画像
    アレグランサ島の3D画像

歴史

島の名称は「喜び」を意味するスペイン語に由来する。島を発見したジャン・ド・ベタンクールがその際に喜びを感じたことが、名称の由来であるとする研究者もいる[4]。1940年代以降はホルダン=マルティノン家によって島の土地が所有されている[5]。島の東端には1861年から1865年に建設されたプンタ・デルガーダ灯台(英語版)が建っており、この灯台は2002年に重要文化財 (BIC) として指定された[6]

アレグランサ島が登場する作品

脚注

  1. ^ Protected Natural Areas カナリア諸島政府
  2. ^ Boletín Oficial de Canarias, カナリア諸島州官報, p.9723, pp.9865-9867
  3. ^ “LANZAROTE AND CHINIJO ISLANDS UNESCO GLOBAL GEOPARK (Spain)” (英語). UNESCO (2021年7月28日). 2022年10月20日閲覧。
  4. ^ Municipios De Lanzarote (Teguise) ランサローテ島
  5. ^ “Los dueños de Alegranza proponen gestionar el uso público del islote la zona” (Spanish). ABC. (2010年3月15日). http://www.abc.es/20100315/canarias-canarias/duenos-alegranza-proponen-gestionar-20100315.html 2012年3月19日閲覧。 
  6. ^ Boletín Oficial del Estadoスペイン国家官報(BOE)

関連項目

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座標: 北緯29度23分56秒 西経13度30分43秒 / 北緯29.399度 西経13.512度 / 29.399; -13.512

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