エーランド島

曖昧さ回避 かつてはスウェーデン領だったが現在はフィンランド領である「オーランド諸島」とは異なります。
スウェーデン内の位置

エーランド島(エーランドとう、Öland [ˈø̌ːland] ( 音声ファイル)、ウーランド島とも)は面積1,342km2バルト海にあるスウェーデン領のである。 スウェーデンで二番目に大きい島でもあるが(一番目はゴットランド島)、スウェーデンの最も小さい地方である。島の住民の2万4628人の主な収入源は観光農業である。主な都市は、ボリホルム(英語版)

エーランドでは、ステップとよく似ているアルヴァール(英語版)という樹木のない大草原砂浜が有名。エーランド島南部の農業地は、世界遺産(文化遺産)に登録されている。また、島および周辺の海域にはゼニガタアザラシハイイロアザラシなどが生息しており、南端のオッテンビュー(英語版)と東海岸の3ヶ所は1974年にラムサール条約登録地となった[1][2]

スウェーデン本土とは、北欧で二番目に長い橋梁(6070m)を持つエーランド橋で対岸のカルマル市と通じている。EUの定義では本土と結ぶ橋がある場合は島とみなされないため、エーランド島は島を対象とした補助金の対象となっていない[3]

  • 衛星画像
    衛星画像
  • イェットリンゲ、エーランド
    イェットリンゲ、エーランド
  • ホームレーヴェット、北エーランド
    ホームレーヴェット、北エーランド

脚注

  1. ^ “Ölands ostkust | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2018年7月9日). 2023年3月31日閲覧。
  2. ^ “Ottenby | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2018年7月9日). 2023年3月31日閲覧。
  3. ^ Stenquist, Victor (2011-09-09), “Öland är inte längre en ö”, Aftonbladet, http://www.aftonbladet.se/nyheter/article13600699.ab 

関連項目

  • エーランド島の城塞群(ドイツ語版) ‐ 海賊対策に建設された。
  • ソルリデン宮殿 - エーランド島に所在するスウェーデン王室の宮殿。
  • Blå rör(ドイツ語版) - 青銅器時代の墳墓。
  • カルマル海峡
  • スコーネ戦争 - デンマーク軍によって占拠された。
  • Karlevi Runestone(英語版) - ルーン文字が彫られた石碑。
  • Borgholm–Böda Järnväg(スウェーデン語版) - 1906‐1961年まで存在した島内の鉄道。

外部リンク

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座標: 北緯56度44分00秒 東経16度40分00秒 / 北緯56.733333度 東経16.666667度 / 56.733333; 16.666667