クサチュー語

クサチュー語(クサチューご[1])は、パソコン通信インターネット電子掲示板において、文字を分解・置換して文字を表現するものである。「クサチュー文字」とも呼ばれる。

ひらがなカタカナ特殊文字などを組み合わせて別の文字を表現したり、複数の漢字を用いて別の漢字を表す。形が類似した記号等を一文字と置き換える場合もある。

元々パソコン通信やインターネット上で使用されていた倍角文字などと呼ばれていたものを、掲示板サイト「あめぞう」の常連であったハンドルネーム「腐れ厨房」がまとめたため、彼の名にちなんでこう呼ばれる。

類似したものにギャル文字があるが[2]、ユーザ層が異なることから、関連性は低いと考えられている。英語圏には Leet という、このクサチュー語に似た文字の表記法がある。

2000年前後で話題となったクサチュー語も、2010年代以降はほとんど流行らなくなったため存在を知らない者も多い。LINEスタンプには生き残った[3]

日本語 クサチュー語
フリー百科事典ウィキペディア ┐リ—百禾斗事典ゥィ‡∧・〒~ィ了
クサチュー語 勹廾千ュ—言吾
爆死、超絶核爆 火暴歹ヒ、走召糸色木亥火暴
神社 ネ申ネ土
チート

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ “2005_SHURYO_RONBUN_Moeru_gengo_and_stress_relief”. arakilab.media.eng.hokudai.ac.jp. 北海道大学. 2024年4月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月24日閲覧。
  2. ^ ギャル文字の祖先はクサチュー文字!? ITmedia 2002年5月16日更新、2018年2月19日閲覧。
  3. ^ “★クサチュー語スタンプ★”. store.line.me. LINE. 2024年4月23日閲覧。

参考文献

  • 2典プロジェクト 『2典 第3版』 宝島社 2005年8月13日 ISBN 978-4796647540 p.205

関連項目

外部リンク

  • クサチュー語変換マクロ (Vector) - 同じく「腐れ厨房」が作成。Windows 98/NT対応。
あめぞう
本家
後継

あめぞう仮 - あめざーねっとIII - 三河版 - あめざーねっとX

文化・事件

クサチュー語

関連掲示板
関係人物

あめぞう (人物) - 西村博之 - 西和彦

カテゴリ カテゴリ
日本の言語
日琉語族
言語変種方言
発音
文法
位相語
俗語
歴史
語種
ピジンクレオール混合語
近隣の言語
文字
主要な文字
廃止された文字
標準
他の文字
文体
文語体
現代語
言語文化
手話など
研究など
カテゴリ カテゴリ