クッパー細胞

クッパー細胞(クッパーさいぼう、Kupffer cell)とは、肝臓を構成する微小組織の一つで、類洞に存在するマクロファージの一種。

1867年ドイツ解剖学カール・ヴィルヘルム・フォン・クッパーによって報告された。この時発見された細胞は後日伊東細胞であったことが判明している。

クッパー細胞は、物質の貪食取り込みを行う免疫機能を有する。

骨髄系血球細胞と血漿
造血
骨髄造血(英語版)
骨髄系前駆細胞
(CFU-GEMM(英語版))
顆粒球・単球系
前駆細胞
CFU-GM(英語版)
  • 単球形成(英語版)
    • 単芽球(英語版)
    • 前単球(英語版)
赤芽球・巨核球系
前駆細胞
MEP(英語版)
  • 血小板形成(英語版)
    • 巨核芽球(英語版)
    • 前巨核球(英語版)
骨髄外
骨髄組織
顆粒球
単球
マクロファージ
その他
血小板
  • CFU-Meg(英語版)
  • 巨核芽球(英語版)
  • 前巨核球(英語版)
  • 巨核球
赤血球
免疫応答
  • 白血球の血管外遊出(英語版)
  • 食作用
  • 内因性免疫(英語版)
その他
  • 芽球
    • CFU-GM(英語版)
    • MEP(英語版)
    • CFU-GEMM(英語版)
  • 骨髄性単球(英語版)
その他