クリス・ドールマン (アメリカンフットボール)

曖昧さ回避 この項目では、NFL選手について説明しています。オランダの格闘家については「クリス・ドールマン」をご覧ください。
クリス・ドールマン
Chris Doleman
refer to caption
2013年
基本情報
ポジション ディフェンシブエンド
生年月日 (1961-10-16) 1961年10月16日
没年月日 (2020-01-28) 2020年1月28日(58歳没)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
インディアナ州インディアナポリス
身長: 6' 5" =約195.6cm
体重: 287 lb =約130.2kg
経歴
大学 ピッツバーグ大学
NFLドラフト 1985年 / 1巡目全体4位
初出場年 1985年
初出場チーム ミネソタ・バイキングス
所属歴
1985-1993 ミネソタ・バイキングス
1994-1995 アトランタ・ファルコンズ
1996-1998 サンフランシスコ・49ers
1999 ミネソタ・バイキングス
受賞歴・記録

  • プロボウル選出8回:1987年-1990年、1992年、1993年、1995年、1997年
  • オールプロ選出3回:1987年、1989年、1992年
  • NFL最多サック1回:1989年
  • 1990年代オールディケイドチーム
NFL 通算成績
QBサック 150.5回
インターセプト 8回
タッチダウン 2回
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR
NFL殿堂入り

クリス・ドールマン(Chris Doleman 1961年10月16日- 2020年1月28日)はインディアナ州インディアナポリス出身の元アメリカンフットボール選手。NFLミネソタ・バイキングスアトランタ・ファルコンズサンフランシスコ・フォーティナイナーズでディフェンスエンドとして1985年から1999年までの15年間232試合(先発出場は213試合)でプレイした。NFL時代の背番号は56。

経歴

ハイスクール時代、彼はオールペンシルベニア州にフットボールのラインバッカー、バスケットボールのフォワードとして選出された。

ピッツバーグ大学では1年次から12サックをマーク、4年次には3試合に欠場しながらも6サック、100タックルなどを達成した。

大学卒業後、1985年のNFLドラフトで1巡目全体4位でミネソタ・バイキングスに指名され入団した。彼はプロボウルに8回選出され、6回オールプロに選ばれている。キャリア150.5サックを記録している[1]

彼にとってのベストシーズンは1989年でこの年NFL最多の21サック[2]を相手クォーターバックに浴びせた。この年の最終週のシンシナティ・ベンガルズ戦では4サックを記録している。

1991年に彼はフリーエージェントとなったがバイキングスと再契約した。

1994年にバイキングスの1994年ドラフト2巡目指名権と共にファルコンズの1994年ドラフト2位指名権、1995年ドラフト1位指名権と引換にトレードされた。同年4月下旬、ファルコンズと2年契約を結んだ[3]

1996年からサンフランシスコ・フォーティナイナーズでプレーし、1998年には15サックをあげた[4]1999年に古巣のバイキングスに復帰した[4]

2005年にはプロフットボール殿堂入り候補者として初めてノミネートされ、2012年に殿堂入りを果たした[5]

2018年1月25日に膠芽腫に罹り脳手術を受けていたが、快方することなく2020年1月28日に死去した。58歳没[6]

成績

  • 150.5サック、8インターセプト、2タッチダウン、ファンブルリカバー24回、セイフティ2回
  • プロボウル8回出場(1987, 1988, 1989, 1990, 1992, 1993, 1995, 1997)
  • オールプロ選出6回(1987, 1988, 1989, 1990, 1992, 1993)
  • NFL最多サック1回(21.0サック)(1989)
  • en:National Football League 1990s All-Decade Team選出
  • UPI NFLディフェンスプレイヤー・オブ・ザ・イヤー

その他

同じ1985年ドラフト組には、1巡目に全体1位で指名されたブルース・スミスバッファロー・ビルズ)、ジム・ラシェイ(サンディエゴ・チャージャーズ)、ジェリー・ライス(サンフランシスコ49ers)、ウィリアム・ペリー(シカゴ・ベアーズ)、2巡目にランドール・カニンガム(フィラデルフィア・イーグルス)、3巡目にフランク・ライク(ビルズ)、4巡目にアンドレ・リード(ビルズ)、5巡目にハーシェル・ウォーカーダラス・カウボーイズ)、ケビン・グリーン(ラムズ)、6巡目にスティーブ・ボノ(バイキングス)、11巡目にダグ・フルーティロサンゼルス・ラムズ)などがいる。


脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “% Seasons Of Minnesota Vikings Football”. ミネソタ・バイキングス. 2011年9月17日閲覧。
  2. ^ 当時NFL史上2位の記録であった。 NFL JAPAN2002年1月ニュース
  3. ^ “BaseballMajor League Baseball Properties -- Announced that...”. ボルチモア・サン (1994年4月29日). 2015年9月12日閲覧。
  4. ^ a b “Vikings Sign Chris Doleman”. CBSスポーツ (1999年9月21日). 2011年9月3日閲覧。
  5. ^ “【SB現地レポ】プロフットボール殿堂入り選手発表”. NFL JAPAN (2012年2月5日). 2012年2月6日閲覧。
  6. ^ “Hall of Fame DE Chris Doleman dies at age of 58”. NFL. (2020年1月29日). http://www.nfl.com/news/story/0ap3000001099609/article/hall-of-fame-de-chris-doleman-dies-at-age-of-58 2020年1月30日閲覧。 

外部リンク

  • 通算成績と情報 NFL.com, or ESPN, or Pro-Football-Reference (英語)
  • クリス・ドールマン - IMDb(英語)
  • VikingsTickets.com
1980年代
  • 82 D.マーティン(英語版)
  • 83 M.ガスティノー(英語版)
  • 84 M.ガスティノー(英語版)
  • 85 R.デント(英語版)
  • 86 L.テイラー
  • 87 R.ホワイト
  • 88 R.ホワイト
  • 89 C.ドールマン
1990年代
  • 90 D.トーマス(英語版)
  • 91 P.スウィリング(英語版)
  • 92 C.シモンズ(英語版)
  • 93 N.スミス
  • 94 K.グリーン
  • 95 B.ポープ(英語版)
  • 96 K.グリーン
  • 97 J.ランドル(英語版)
  • 98 M.シンクレア(英語版)
  • 99 K.カーター(英語版)
2000年代
2010年代
2020年代
1981年シーズンまで正式な記録として扱われず、2013年シーズンからディーコン・ジョーンズ賞として表彰
ミネソタ・バイキングス Ring of Honor
1998
ジム・フィンクス
バド・グラント
ポール・クラウス
アラン・ペイジ
フラン・ターケントン
フレッド・ザンバーレッティ
1999
ジム・マーシャル
2001
コーリー・ストリンガー
ミック・ティンゲルホフ
ロン・ヤーリー
2002
カール・エラー
2003
クリス・カーター
2004
ビル・ブラウン
2005
ジェリー・バーンズ
2006
ランドール・マクダニエル
2007
チャック・フォアマン
2008
ジョン・ランドル
2009
スコット・スタッドウェル
2011
クリス・ドールマン
2012
マット・ブレア
2013
ジョーイ・ブラウナー
2017
ランディ・モス
アーマド・ラシャド
2018
デニス・グリーン
2019
スティーブ・ジョーダン
2021
ケビン・ウィリアムズ
NFL1990年代オールディケードチーム
QB
RB
WR
TE
OL
DL
LB
  • ジュニア・セアウ
  • デリック・トーマス(英語版)
  • コーネリアス・ベネット(英語版)
  • ハーディ・ニッカーソン(英語版)
  • レボン・カークランド(英語版)
DB
ST
HC
AP通信 オールプロ ファーストチーム選出(2回)
AP通信 1989 オールプロ ファーストチーム
クォーターバック
ランニングバック
ワイドレシーバー
タイトエンド
オフェンシブラインマン
  • ジェイ・ヒルゲンバーグ(英語版)ベアーズ)C
ディフェンシブエンド
ディフェンシブタックル
  • キース・ミラード(英語版)(バイキングス)
  • マイケル・ディーン・ペリー(英語版)ブラウンズ
ラインバッカー
  • カール・メクレンバーグ(英語版)ブロンコス
  • マイク・シングレタリー(ベアーズ)
コーナーバック
  • アルバート・ルイス(英語版)チーフス
  • エリック・アレン(英語版)(イーグルス)
セイフティ
プレースキッカー
  • マイク・コーファー(英語版)(49ers)
パンター
  • ショーン・ランデタ(英語版)(ジャイアンツ)
キックリターナー




AP通信 1992 オールプロ ファーストチーム
クォーターバック
ランニングバック
ワイドレシーバー
タイトエンド
  • ジェイ・ノバチェク(英語版)(カウボーイズ)
オフェンシブラインマン
  • ハリス・バートン(英語版)(49ers)T
  • スティーブ・ウィズニュースキー(英語版)レイダース)G
ディフェンシブエンド
  • クリス・ドールマン(バイキングス)
  • クライド・シモンズ(英語版)イーグルス
ディフェンシブタックル
ラインバッカー
  • アル・スミス(英語版)(オイラーズ)ILB
  • パット・スウィリング(英語版)セインツ)OLB
コーナーバック
セイフティ
  • スティーブ・アトウォーター(英語版)ブロンコス
  • ヘンリー・ジョーンズ(英語版)ビルズ
プレースキッカー
パンター
キックリターナー




  1. ブルース・スミス
  2. ビル・フラリック
  3. レイ・チルドレス
  4. クリス・ドールマン
  5. ドウェイン・ビケット
  6. ローマス・ブラウン
  7. ケン・リュトガース
  8. ロン・ホームズ
  9. ケビン・アレン
  10. アル・ツーン
  11. リチャード・ジョンソン
  12. ジム・ラシェイ
  13. エディー・ブラウン
  14. デリック・バロウズ
  15. イーサン・ホートン
  16. ジェリー・ライス
  17. ケビン・ブルックス
  18. フレディ・ジョー・ナン
  19. ジョージ・アダムズ
  20. ダリル・シムズ
  21. ジェリー・グレイ
  22. ウィリアム・ペリー
  23. ジェシー・ヘスター
  24. アルビン・トーレス
  25. エマニュエル・キング
  26. スティーブ・スーエル
  27. ロレンゾ・ハンプトン
  28. トレバー・マティチ
 
各年のNFLドラフト
  • 1936
  • 1937
  • 1938
  • 1939
  • 1940
  • 1941
  • 1942
  • 1943
  • 1944
  • 1945
  • 1946
  • 1947
  • 1948
  • 1949
  • 1950
  • 1951
  • 1952
  • 1953
  • 1954
  • 1955
  • 1956
  • 1957
  • 1958
  • 1959
  • 1960
  • 1961
  • 1962
  • 1963
  • 1964
  • 1965
  • 1966
  • 1967
  • 1968
  • 1969
  • 1970
  • 1971
  • 1972
  • 1973
  • 1974
  • 1975
  • 1976
  • 1977
  • 1978
  • 1979
  • 1980
  • 1981
  • 1982
  • 1983
  • 1984
  • 1985
  • 1986
  • 1987
  • 1988
  • 1989
  • 1990
  • 1991
  • 1992
  • 1993
  • 1994
  • 1995
  • 1996
  • 1997
  • 1998
  • 1999
  • 2000
  • 2001
  • 2002
  • 2003
  • 2004
  • 2005
  • 2006
  • 2007
  • 2008
  • 2009
  • 2010
  • 2011
  • 2012
  • 2013
  • 2014
  • 2015
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