ダナ・ローラバッカー

ダナ・ローラバッカー
Dana Rohrabacher
アメリカ合衆国下院議員
カリフォルニア州選出
任期
1989年1月3日 – 2019年1月3日
前任者ダン・ラングレン(英語版)
後任者ハーリー・ロウダ(英語版)
選挙区
  • 第42選挙区 (1989-1993)
  • 第45選挙区 (1993-2003)
  • 第46選挙区 (2003-2013)
  • 第48選挙区 (2013-2019)
個人情報
生誕Dana Tyrone Rohrabacher
(1947-06-21) 1947年6月21日(76歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州コロナド(英語版)
政党共和党
配偶者
ロンダ・カーモニー (m. 1997)
子供3人
教育ロサンゼルス・ハーバー・カレッジ(英語版)
カリフォルニア州立大学ロングビーチ校 (BA)
南カリフォルニア大学 (MA(英語版))

ダナ・タイロン・ローラバッカー(Dana Tyron Rohrabacher, 1947年7月21日 - )は、アメリカ合衆国の政治家。共和党所属の下院議員カリフォルニア州第46区選出、当選11回)。ドイツ系アメリカ人でドイツ読みではローラバッハーとなる。

人物・来歴

カリフォルニア州コロナド(英語版)出身。カリフォルニア州立大学でバロック芸術の修士号を取得し、南カリフォルニア大学で芸術の修士号を授与される。

ロナルド・レーガン大統領のスピーチ・ライターを経て、1988年の下院選に、当時のカリフォルニア州第42区から立候補し当選。以来連続10期当選。当選以来外交畑を歩き、退役軍人との太いパイプを有する。ロナルド・レーガン元大統領に代表される「強いアメリカ」の信奉者で、9・11以降の米国主導の対テロ戦争の積極推進論者でもある。アフガン戦争後には外交委員会の一員としてカーブルを訪問した。2002年10月にはイラクへの武力行使を可能とする決議案に賛成票を投じている。東アジア政策においては反中親台である。

2008年アメリカ合衆国大統領選挙においては、不法移民合法化政策への反対からミット・ロムニー・前マサチューセッツ州知事を支持した。

宗教バプティスト。尊敬する政治家は米国ロナルド・レーガン元大統領と台湾李登輝総統。李に対しては「ジョージ・ワシントンに匹敵する人物」とその生き様に感銘を受けている。

対日政策

靖国神社参拝に対しては中国政府の日米分断工作であるとして一定の理解を示している。

また、2007年11月には訪米した家族会メンバーや同行した拉致議連衆議院議員平沼赳夫らと会談。会談の中ではブッシュ政権が推し進める北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除に強い懸念を示した。ブッシュ大統領が2008年6月に表明した指定解除表明に対しても反対を表明している。

中国メディアの米国進出に関して

米国下院外交委員会のダナ・ローラバッカー議員らは2011年9月13日に、中国国営メディア新華社をはじめ人民日報、光明日報、中国青年報中国中央テレビ(CCTV)など中国主要メディアは中国共産党政権に運営される国営メディアであると指摘し、これらの中国メディアに所属する記者の米国入国を制限する法案「2011中国メディア相互法案」を議会に提出した[1]。法案は、米国に入国する中国の国営メディアの特派員を、中国に入国する米政府系メディアの特派員と同水準なものにするべきだと主張した。2010年の時点で米当局は中国人記者650人に入国査証を発行しているのに対し、中国国営メディアに近いボイス・オブ・アメリカ(VOA)とラジオ自由アジア(RFA)の二名のみが中国入国査証を取得しており、また、アメリカで中国人記者の活動は制限されないのに対し、中国駐在の米国人記者は当局の監視を受けていると指摘した。ローラバッカー議員は駐米中国メディア特派員は中国政府の工作員であるとした。

詳細は「新華社」を参照

脚注

  1. ^ [1]大紀元2011年9月21日記事

関連項目


背景
議会議事堂
  • 合衆国議会警察
    • ハリー・ダン(英語版)
    • マイケル・ファノーネ(英語版)
    • ユージン・グッドマン(英語版)
    • スティーヴン・サンド(英語版)
    • ヨガナンダ・ピットマン(英語版)
  • 過去の暴力事件史(英語版)
2020年大統領選挙
その他
  • 暴力の予測(英語版)
  • 1776リターンズ(英語版)
出来事
参加者
プラウド・ボーイズ
オース・キーパーズ(英語版)
その他
  • リチャード・バーネット
  • ジェイコブ・チャンスリー
  • デリック・エヴァンス
  • ニック・フェンテス(英語版)
  • ティム・"ベイクド・アラスカ"・ジオネット
  • シモーネ・ゴールド(英語版)
  • クイ・グリフィン(英語版)
  • アダム・クリスチャン・ジョンソン(英語版)
  • ジェイ・ジョンストン(英語版)
  • クリート・ケラー
  • アラン・ホステッター(英語版)
  • キャロル・キチンスキー(英語版)
  • ダグ・マストリアーノ(英語版)
  • ケヴィン・ジェームズ・ライオンズ
  • ジェイデン・マクニール(英語版)
  • エヴァン・ニューマン
  • ニコラス・オクス(英語版)
  • レイチェル・パウエル(英語版)
  • チャヤ・"Libs of TikTok"・ライチク
  • ガイ・レフィット(英語版)
  • ダナ・ローラバッカー
  • リック・サッコーン(英語版)
  • ライアン・サムゼル(英語版)
  • ロナルド・サンドリン(英語版)
  • ジョン・シェイファー(英語版)
  • ケヴィン・シーフリード(英語版)
  • オーウェン・シュロイヤー(英語版)
  • ピーター・フランシス・スタージャー(英語版)
  • ブランドン・ストラカ(英語版)
  • ジョン・アール・サリヴァン(英語版)
  • クリストファー・ジョン・ウォレル
余波(英語版)
  • 2021年アメリカ合衆国大統領就任式の週の抗議活動(英語版)
  • 政治献金を停止した企業(英語版)
  • 反応
    • 国内(英語版)
    • 国外(英語版)
  • ドナルド・トランプの2回目の弾劾(英語版)
    • 弾劾裁判(英語版)
  • 自殺者
  • 審理
    • 司法省の捜査(英語版)
    • 1月6日委員会(英語版)
    • 下院特別委員会(英語版)
    • 刑事訴訟(英語版)
    • フィッシャー対アメリカ合衆国裁判(英語版)
    • 公聴会(英語版)
    • トンプソン対トランプ裁判(英語版)
    • スミス特別検察官の捜査(英語版)
    • ドナルド・トランプの連邦訴追(英語版)
  • ジャスティス・フォー・J6・ラリー(英語版)
  • 2021年Facebook漏洩事件(英語版)
  • ドナルド・トランプの2024年大統領選挙出馬資格(英語版)
    • トランプ対アンダーソン裁判(英語版)
関連項目
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