マリア・ホセ・リエンダ

この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の姓)はリエンダ第二姓(母方の姓)はコントレラスです。
マリア・ホセ・リエンダ
名前
本名 María José Rienda
基本情報
国籍 スペインの旗 スペイン
種目 アルペンスキー大回転
生年月日 (1975-06-12) 1975年6月12日(49歳)
生誕地 グラナダ
身長 170cm
体重 68kg

マリア・ホセ・リエンダ・コントレラススペイン語: María José Rienda Contreras1975年6月12日 - )は、スペイングラナダ出身のアルペンスキー選手。

経歴

スペイン南部のアンダルシア地方にあるグラナダ出身である。グラナダ郊外にはシエラネバダ山脈があり、この山脈にあるシエラ・ネバダ・スキー場(英語版)はヨーロッパ最南端のスキー場である。父親がシエラネバダ山脈の基地で働くようになると、マリア・ホセ・リエンダは9歳の時にスキーを始めた。

2002年にはアメリカ合衆国ソルトレークシティで開催されたソルトレークシティオリンピックに出場し、大回転で6位となった[1]。この種目にはスペインからアナ・ガリンド・サントラリア(英語版)(25位)とカロリーナ・ルイス・カスティージョ(英語版)(失格)も出場している。オリンピックの大回転における6位という成績は、今日に至るまでスペイン人女性選手の最高位である。

2003年10月25日、オーストリアのソーデンで開催されたワールドカップでは初めて表彰台(3位)に上がった。2003-2004シーズンにはさらに2度表彰台に上っており、シーズン総合3位となった。2004-2005シーズン序盤には再びソーデンでのワールドカップで3位となり、スイスのサンモリッツで開催されたワールドカップでも3位となった。2005年2月20日、スウェーデンのオーレで開催されたワールドカップで初優勝した。スペイン人女性としては1992-1992シーズンにブランカ・フェルナンデス・オチョアが優勝して以来のことだった。2005年3月13日にはスイスのレンツァーハイデで開催されたワールドカップでも優勝した。2004-2005シーズンはワールドカップ2勝を記録し、2シーズン連続でシーズン総合3位となった。

2006年にはイタリアトリノで開催されたトリノオリンピックに出場し、開会式ではスペイン選手団の旗手を務めた。大回転では前回大会を下回る13位となった[2]。この種目にはスペインからカロリーナ・ルイス・カスティージョ(20位)も出場している。

成績

ワールドカップでの勝利

シーズン 日付 場所 種目 順位
2004-2005 2005年2月20日 スウェーデンの旗 オーレ 大回転 1位
2004-2005 2005年3月13日 スイスの旗 レンツァーハイデ 大回転 1位
2005-2006 2005年12月10日 アメリカ合衆国の旗 アスペン 大回転 1位
2005-2006 2006年2月3日 ドイツの旗 オフターシュヴァング 大回転 1位
2005-2006 2006年2月4日 ドイツの旗 オフターシュヴァング 大回転 1位
2005-2006 2006年3月5日 ノルウェーの旗 ハーフィエル 大回転 1位

オリンピックでの結果

場所 種目 順位
1994 ノルウェーの旗 リレハンメル 大回転 21位
1998 日本の旗 長野 大回転 12位
2002 アメリカ合衆国の旗 ソルトレークシティ 大回転 6位
2006 イタリアの旗 トリノ 大回転 13位
2010 カナダの旗 バンクーバー 大回転 38位

出典

  1. ^ “Salt Lake City 2002 giant slalom women”. IOC. 2018年2月15日閲覧。
  2. ^ “Turin 2006 giant slalom women”. IOC. 2018年2月15日閲覧。

外部リンク

  • mariajoserienda.com - personal website
  • マリア・ホセ・リエンダ - 国際スキー連盟のプロフィール (英語)
  • マリア・ホセ・リエンダ - Olympedia(英語) ウィキデータを編集