ヴワザ湿地動物保護区
ヴワザ湿地動物保護区 | |
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ヴワザ湿地動物保護区内のカズニ湖周辺 | |
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地域 | マラウイ |
面積 | 1000 km² |
ヴワザ湿地動物保護区(ヴワザしっちどうぶつほごく、英: Vwaza Marsh Game Reserve)は、マラウイに存在する保護区の1つであり、マラウイ北部州に置かれている。
概要
ニイカ高原に置かれているニイカ国立公園とは対照的に、ヴワザ湿地動物保護区は、園内東側の丘のようなエリアのほかは大部分が平坦な低地である。この保護区はニイカ高原の南西部で、南ルクル川(英語版)氾濫原の北にあり、1000平方キロメートルの面積を持つ。また、ヴワザ湿地動物保護区はモパネ(英語版)林やミオンボ(英語版)林としての特徴を持つとともに、多種多様な渡り鳥を引き付ける湿地帯でもある[1]。
現在のところ、道路状況の悪さや地形的な足の悪さ、アクセスの不便さから、ヴワザ湿地動物保護区が観光客で混雑することはほとんどない。
野生動物
生息する野生動物の一部は、季節によってザンビアの北ルアングワ国立公園(英語版)との間で移住を行う。園内に生息する主な野生動物としては、アフリカスイギュウやアフリカゾウの群れのほか、ローンアンテロープ(英語版)、クーズー、ハーテビースト、エランド、インパラといったさまざまなレイヨウが知られている[2]。一方、特筆すべき野鳥としては、オニアオサギ(英語版)やクロスキハシコウ、ハジロムクドリ(英語版)などがあげられる。また、園内にあるカズニ湖には、多くのカバが生息している。
画像
脚注
座標: 南緯11度02分33秒 東経33度46分31秒 / 南緯11.0425度 東経33.7753度 / -11.0425; 33.7753
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