大瑋カイ

本来の表記は「大瑋瑎」です。この記事に付けられたページ名は技術的な制限または記事名の制約により不正確なものとなっています。
大瑋瑎
渤海
第14代王
王朝 渤海
在位期間 895年 - 907年?
生年 不詳
没年 天祐4年(907年)?
大玄錫
テンプレートを表示

大 瑋瑎(だい いかい)は渤海の第14代王。

生涯

新唐書』に記載されているのは先王大玄錫までの記録であり、大瑋瑎については『唐会要』や『翰林群書』などの記事により即位が確認されている。

当時は相次ぐ内乱により国勢を衰退させていたが、渤海からは使節の派遣が継続され、また多くの留学生を送り込んでいた。乾寧3年(896年)に王子の大封裔が唐に進貢した際、当時長安に滞在していた新羅の使節と席次を争っている。また天祐3年(906年)には留学生の烏光賛が賓貢に参加して進士及第した際に、同じく賓貢に参加して及第した新羅の崔彦撝の下位に列せられたことから再度争長事件に発展するなどの事件が発生している。

先代
大玄錫
渤海の第14代王
895年 - 907年?
次代
大諲譔
渤海王
渤海
渤海の先祖
渤海王

大祚栄698-718 / 大武芸718-737 / 大欽茂737-793 / 大元義793-794 / 大華璵794 / 大嵩璘794-808 / 大元瑜808-812 / 大言義812-817 / 大明忠817-818 / 大仁秀818-830 / 大彝震830-857 / 大虔晃857-871 / 大玄錫871-895 / 大瑋瑎895-907 / 大諲譔907-926