庭本佳子

庭本 佳子(にわもと よしこ)は、日本経営学者。専門は経営管理論

略歴

人物・主張

大学、大学院時代は労働法民法を研究していた。法律学を学ぶと、最終的には賠償の問題に行き着き、そうなる前に方法がなかったのか疑問を感じ、経営学へ転向した[1]上林憲雄研究室出身[2]

VUCA時代に求められるアプローチで「二つの自律性」(①組織内に自律性の高いチームをつくっていくこと、②チーム内で活動の自律性を高めるシェアドリーダーシップ)を挙げている[3]

著作

論文

  • ((「新しい『働き方』とチームリーダーの役割」))『国民経済雑誌 第220巻 第1号』(日本学術振興会、2019年7月)
  • ((「組織能力の形成プロセス ー現場からの環境適応ー」))『経営学史学会年報 第23巻』(経営学史学会、2016年5月)
  • ((「組織的知識と個人的知識の相互向上プロセスの論理 ー組織能力概念の考察を通してー」))『経営問題 第10巻』(日本学術振興会、2013年11月)
  • ((「チーム制組織におけるリーダーシップ研究の源流:LewinとLikertの所説を中心に」))『六甲台論集 ー経営学編ー 第59巻 第3号』(2012年12月)

脚注

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  1. ^ 変化に強い組織を作る「ダイナミック・ケイパビリティ」 人事データの把握・活用がチームの競争優位性を生む 日本の人事部 2020/10/30
  2. ^ 日本企業における組織能力の発現メカニズム―チームの協働とリーダーシップの視点から―神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
  3. ^ Point of view - 第213回 庭本佳子 ー 組織の変化適応力を高める二つの自律性 WEB労政時報 2022年8月22日掲載

外部リンク

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