森田重郎

日本の政治家 森田重郎 もりた じゅうろう
生年月日	1922年4月14日
出生地	埼玉県秩父市
没年月日	(1990-09-18) 1990年9月18日（68歳没）
出身校	中央大学経済学部卒業
前職	会社社長
所属政党	（新自由クラブ→） 自由民主党
称号	従四位 勲二等瑞宝章
配偶者	元妻・堤邦子
親族	義父・堤康次郎 義弟・堤義明
参議院議員
選挙区	埼玉県地方区・埼玉県選挙区
当選回数	2回
在任期間	1977年7月10日 - 1989年7月9日
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森田 重郎 （もりた じゅうろう、1922年（大正11年）4月14日^[1] - 1990年（平成2年）9月18日）は、日本の実業家、政治家。参議院議員（2期）。

経歴

埼玉県秩父市出身^[1]。父は森田實太郎。1946年（昭和21年）に中央大学経済学部を卒業^[1]すると近江鉄道に入社し、その後国土計画興業、西武鉄道グループの各社で職を転々としつつ、グループ首脳の堤康次郎の次女、邦子と結婚した（後に離婚）。康次郎が死去すると息子の堤清二、義明兄弟や女婿で西武鉄道社長だった小島清治郎、グループ全体の財務を担当していた西武鉄道専務宮内巌とともにグループの最高意思決定にかかわる立場となり、自らは西武化学工業社長となった。

やがてグループが、清二の率いるセゾングループと義明の率いる国土計画・西武鉄道グループに二分されるに伴い、森田は清二の側につくと共に西武化学が所有していた不動産を宅地や観光地として開発するディベロッパー事業に本格的に進出し、西武都市開発へとスピンオフ。さらに環境分析センターなどの社長を歴任したが^[1]、石油ショックの煽りで所有の不動産の多くが不良資産化し責任を取ってグループ関係の役職を退く。

その後、1977年（昭和52年）第11回参議院議員通常選挙に埼玉県地方区（1983年の参院選より埼玉県選挙区）から新自由クラブ公認で出馬し、参議院議員に当選^[1]。新自由クラブ両院議員会長、埼玉県連代表を務め、新自ク解党後は自由民主党に移り2期務めたが^[1]、1989年（平成元年）第15回通常選挙に不出馬を表明し、1990年（平成2年）9月18日死去、68歳。死没日をもって勲二等瑞宝章追贈、従四位に叙される^[2]。

脚注

参考文献

• 『政治家人名事典』編集・発行 - 日外アソシエーツ株式会社、1990年。538頁

議会
先代 志村愛子	参議院懲罰委員長 1985年 - 1986年	次代 小笠原貞子

表 話 編 歴 参議院懲罰委員長 (1985年-1986年)
新設 鬼丸義齊 太田敏兄 岡村文四郎 石原幹市郎 工藤鐵男 一松政二 深川タマヱ 石川清一 松原一彦 一松定吉 中川幸平 石坂豊一 河合義一 海野三朗 大谷贇雄 鈴木万平 苫米地英俊 大泉寛三 辻武寿 佐多忠隆 森元治郎 武内五郎 岡田宗司 中村英男 羽生三七 白木義一郎 中尾辰義 浅井亨 山田徹一 春日正一 江藤智 河田賢治 小澤太郎 石本茂 岡田広 小林国司 安西愛子 森田重郎 小笠原貞子 赤桐操 久保亘 対馬孝且 矢田部理 鈴木和美 井上計 永野茂門 吉田之久 谷本巍 西山登紀子 橋本敦 吉岡吉典 山下八洲夫 朝日俊弘 江田五月 簗瀬進 中曽根弘文 藤井孝男 浅野勝人 松村龍二 大石尚子 今野東 北澤俊美 芝博一 直嶋正行 溝手顕正 室井邦彦 鈴木宗男 松沢成文

表 話 編 歴 埼玉県選挙区選出参議院議員(1947年 - )
第1回 （定数4）	小林英三 平沼弥太郎 3年議員 天田勝正 石川一衛
偶数回 定数2 第2回 松永義雄↓ 上原正吉 遠藤柳作↑ 第4回 大沢雄一↓ 上原正吉 大泉寛三↑ 第6回 上原正吉 瀬谷英行 第8回 上原正吉 瀬谷英行 第10回 瀬谷英行 上原正吉 第12回 名尾良孝 瀬谷英行 第14回 瀬谷英行 名尾良孝↓ 関根則之↑ 第16回 関根則之 瀬谷英行 定数3 第18回 浜田卓二郎↓ 富樫練三 藤井俊男 関口昌一↑ 第20回 島田智哉子 関口昌一 西田実仁 第22回 関口昌一 西田実仁 大野元裕 第24回 関口昌一 大野元裕↓ 西田実仁 上田清司↑ 定数4 第26回 関口昌一 上田清司 西田実仁 高木真理 奇数回 定数2 第3回 小林英三 天田勝正 第5回 小林英三 天田勝正 第7回 森勝治 土屋義彦 第9回 土屋義彦 森勝治 第11回 土屋義彦 森田重郎 第13回 土屋義彦 森田重郎 第15回 深田肇 土屋義彦↓ 佐藤泰三↑ 定数3 第17回 高野博師 佐藤泰三 阿部幸代 第19回 佐藤泰三 高野博師 山根隆治 第21回 行田邦子 古川俊治 山根隆治 第23回 古川俊治 矢倉克夫 行田邦子 定数4 第25回 古川俊治 熊谷裕人 矢倉克夫 伊藤岳
↓：途中辞職、失職、在職中死去など、↑：補欠選挙で当選。