福原充則

福原充則
ふくはら みつのり
プロフィール
誕生日 (1975-06-08) 1975年6月8日(48歳)
出身地 日本の旗 日本神奈川県
主な作品
テレビドラマ占い師 天尽
福家警部補の挨拶
三代目明智小五郎〜今日も明智が殺される〜
視覚探偵 日暮旅人
極道めし
ヒーローを作った男 石ノ森章太郎物語
あなたの番です
映画琉神マブヤーTHE MOVIE 七つのマブイ
血まみれスケバンチェーンソー』シリーズ
舞台 『その夜明け、嘘。』
『はぐれさらばが‟じゃあね”といった』
『つんざき行路、されるがまま』
『あたらしいエクスプロージョン』
受賞
バッカーズ演劇奨励賞
第13回(2013年)
『はぐれさらばが‟じゃあね”といった』
岸田國士戯曲賞
第62回(2018年)
『あたらしいエクスプロージョン』
ザテレビジョンドラマアカデミー賞
第102回(2019年)脚本賞
『あなたの番です』
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福原 充則(ふくはら みつのり、1975年6月8日 - )は、神奈川県出身の脚本家演出家俳優。所属事務所はノックス

人物・略歴

東京工芸大学芸術学部映像学科卒業。2002年、ピチチ5(クインテット)旗揚げ、主宰、脚本・演出を務める。

また「産卵シーズン」、「ニッポンの河川」なるユニットを立ち上げ、3劇団をかけもちする節操のない活動を開始。

生活感あふれる日常的な光景が、飛躍を重ねて宇宙規模のラストまで結実するような物語作りに定評があり、雑誌STUDIO VOICE、06年6月号の演劇特集にて「00年代を牽引する重要作家五人」のうちの1人に選ばれる。2006年度若手演出家コンクール観客賞受賞。

脚本ではエイベックスプロデュースによるAAA、misono出演のミュージカルや、南野陽子主演によるダンダンブエノを担当。

演出では徳井義実(チュートリアル)の初戯曲「呪い」、コントユニット親族代表公演にてケラリーノ・サンドロヴィッチ小林賢太郎ラーメンズ)の脚本、また水野美紀設楽統バナナマン)、玉置孝匡出演によるプロペラ犬公演を手掛ける。

2009年2月には宮崎あおい主演による「その夜明け、嘘。」(第54回岸田國士戯曲賞最終候補作品)の脚本、演出を担当し、20数役をわずか3人で演じわける独創的なスタイルで注目を浴びる。

代表作に大槻ケンヂ作詞の楽曲を元に作・演出をした「サボテンとバントライン」(主演:要潤)。

CBC「占い師 天尽(主演:片桐仁)」、NHK「福家警部補の挨拶(主演:永作博美)」、MBS/TBS「三代目明智小五郎(主演:田辺誠一)」でテレビドラマ脚本を、J-WAVE「シアター MAZMOTO」でラジオドラマ脚本、「琉神マブヤー THE MOVIE 七つのマブイ(主演:山田親太朗、ISSA)で映画脚本を執筆。

2011年、俳優の富岡晃一郎と新ユニット「ベッド&メイキングス」を旗揚げ。

2013年、「はぐれさらばが‟じゃあね”といった」で第13回バッカーズ演劇奨励賞を受賞。

2015年、「つんざき行路、されるがまま」で第59回岸田國士戯曲賞最終候補。「愛を語れば変態ですか」で映画初監督[1]テレビ東京コント番組『SICKS〜みんながみんな、何かの病気〜』のシリーズ構成を担当。

2018年、「あたらしいエクスプロージョン」で第62回岸田國士戯曲賞を受賞[2]

2019年、日本テレビあなたの番です』でザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞を受賞[3]

作品歴

舞台

  • ピチチ5「大クラシック」(2003年10月)
  • マンションマンション「三年パンク」(2004年4月)
  • ピチチ5「反撃バップ!!」(2004年9月)
  • ピチチ5「はてしないものがたり」(2005年10月)
  • マンションマンション「キング・オブ・心中」(作・演出、2006年)
  • 親族代表「小(りっしんべん)」(作・演出、2006年)
  • ピチチ5「おさびしもの」(作・演出、2006年)
  • お台場SHOW-GEKI城参加作品 ピチチ5「魚じゃないとやってられないよ」(作・演出、2006年)
  • ニッポンの河川「トビウオ人間vs形のない何か」(作・演出、2006年)
  • ゴキブリコンビナート「ゴキブリ名作劇場」(出演、2007年)
  • 若手演出家コンクール参加作品 ピチチ5「反撃バップ!!(改造)」(作・演出、2007年)
  • 故林広志prd.「憂の喜劇〜パニッシュ夫人〜」(演出、2007年)
  • エイベックスプロデュース「美味學院 番外編〜デリシャス5史上最大の敵〜」(脚本、2007年)
  • ゴキブリコンビナート「本当にあったイカ臭い話」(出演、2007年)
  • ゴキブリコンビナート「my life as a punishment-game」(出演、2007年)
  • LIVE双六「ヨン!」(脚本、2007年)
  • ピチチ5「吐くな!飲み込め!甦れ!」(作・演出、2007年)
  • おども「肉体の神秘」(脚本、2007年)
  • ジェットラグプロデュース「呪い(脚本・チュートリアル 徳井義実)」(演出、2007年)
  • マンションマンション「人間フィルハーモニー」(作・演出、2007年)
  • 親族代表「発電所」(作・演出、2008年)
  • STAR Chart Project「TDLUSJ」(演出、2008年)
  • ダンダンブエノ「ハイ!ミラクルズ」(出演:南野陽子光石研、前田健、峯村リエ酒井敏也山西惇近藤芳正)(脚本、2008年)
  • ピチチ5「全身ちぎれ節」(作・演出、2008年)
  • プロペラ犬「ジャージマン」(出演:水野美紀玉置孝匡設楽統バナナマン))(演出、2008年)
  • ニッポンの河川「テキサス・チェーンソー・マサカリ」(作・演出、2008年)
  • TBS主催「その夜明け、嘘。」(出演:宮崎あおい吉本菜穂子六角精児)(作・演出、2009年)(第54回岸田國士戯曲賞最終候補作品)
  • 故林広志コントRemix「二死満塁の人々」(演出、2009年)
  • バジリコFバジオ「ヨシザキ、カク語リキ」(原作提供、2009年)
  • 高木珠里ひとり芝居「一人オリンピック」(共同脚本・共同演出、2009年)
  • ピチチ5 プロデュース『サボテンとバントライン(大槻ケンヂ作詞「サボテンとバントライン」より)』(脚本・演出、2009年)
  • 親族代表「渋々」(脚本・演出、2009年)
  • ENBUフェスタ「墓場、女子高生」(脚本・演出、2010年)
  • ゴキブリコンビナート「何も言えなくて…唖」(出演、2010年)
  • 猫のホテル「イメチェン〜服従するは我にあり〜」(脚色・演出、2010年)
  • ニッポンの河川「大地をつかむ両足と物語」(脚本・演出、2011年)
  • ENBUフェスタ「墓場、女子高生(再演)」(脚本・演出、2011年)
  • TBS/TBSラジオ主催「美男ですね」(脚本・演出、2011年)
  • 豆之坂書店(主演:谷原章介)(作・演出、2011年)
  • ベッド&メイキングス「墓場、女子高生」(脚本・演出、2012年)
  • 劇団500歳の会「いつか見た男達〜ジェネシス〜」(演出、2012年)
  • 月影番外地「くじけまみれ」(脚本、2012年)
  • ベッド&メイキングス「未遂の犯罪王」(脚本・演出、2012年)
  • 久ヶ沢牛乳「A HALF CENTURY BOY」(演出、2012年)
  • ブルドッキングヘッドロック「少し静かに」(出演、2013年)
  • ピチチ5「はぐれさらばが"じゃあね"といった」(脚本・演出、2013年)
  • 親族代表「第三次性徴期」(脚本提供、2013年)
  • ぶっせん」(脚本・演出、2013年)
  • ニッポンの河川「大きなものを破壊命令」(脚本・演出、2014年)
  • ベッド&メイキングス「南の島に雪が降る」(脚本・演出、2014年)
  • ベッド&メイキングス「サナギネ」(上演台本・演出、2014年)
  • 月影番外地「つんざき行路、されるがままに」(脚本、2014年)
  • 親族代表「親族旅行記」(脚本・演出、2015年)
  • パルコプロデュース「いやおうなしに」(脚本、2015年)
  • ベッド&メイキングス「墓場、女子高生(再演)」(脚本・演出、2015年)
  • 東京No.1親子「あぶくしゃくりのブリガンテ」(脚本・演出、2016年)
  • 月影番外地「どどめ雪」(脚本、2016年)
  • ベッド&メイキングス「あたらしいエクスプロージョン」(脚本・演出、2017年)
  • 俺節 (主演:安田章大)(脚本・演出、2017年5月 - 6月、赤坂ACTシアターオリックス劇場
  • ニッポンの河川「大地をつかむ両足と物語(再々演)」(脚本、2017年)
  • 秘密の花園(演出、2018年/作・唐十郎)
  • ベッド&メイキングス 「こそぎ落としの明け暮れ」(脚本・演出、2019年)
  • 忘れてもらえないの歌 (主演:安田章大) (脚本・演出、2019年10月 - 11月、赤坂ACTシアターオリックス劇場
  • 七転抜刀!戸塚宿(脚本、2020年1月-2月)
  • 東京No1.親子『夜鷹と夜警』(脚本・演出、2020年9月)
  • ミュージカル「衛生〜リズム&バキューム〜」(脚本・演出、2021年7月-8月)
  • あいまい劇場 其の壱 『あくと』(脚本、2021年11月-12月)
  • スリーピルバーグス「旅と渓谷」(脚本・演出 2022年5月)
  • 閃光ばなし(脚本・演出、2022年9月 - 10月)[4][5][6]
  • 月影番外地「暮らしなずむばかりで」(脚本 2023年1月)
  • 『音楽劇 浅草キッド』 (主演:林遣都)(脚本・演出 2023年10月-11月)
  • 『ジャズ大名』(主演・千葉雄大)(演出/上演台本 福原充則・山西竜矢 2023年12月-2024年1月)

映画

テレビ

ラジオ

  • J-WAVE「シアター・マツモト」(脚本、2007年)

雑誌

  • STUDIO VOICE コラム「夢はないよ」(2007年3月号)

脚注

  1. ^ a b “福原充則、映画監督デビュー作「愛を語れば変態ですか」が11月公開”. シアターガイド (2015年10月7日). 2015年10月9日閲覧。
  2. ^ “第62回岸田國士戯曲賞、神里雄大&福原充則が同時受賞”. ステージナタリー (2018年2月16日). 2018年2月16日閲覧。
  3. ^ “黒木華主演「凪のお暇」が4冠!『週刊ザテレビジョン』第102回ドラマアカデミー賞を発表!!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2020年6月30日閲覧。
  4. ^ “関ジャニ∞安田章大が舞台「閃光ばなし」に主演「静かな燃える闘志を感じます」黒木華と初共演”. 日刊スポーツ. (2022年6月18日). https://www.nikkansports.com/m/entertainment/news/202206170001012_m.html?mode=all 2022年6月18日閲覧。 
  5. ^ “舞台「閃光ばなし」安田章大と黒木華が兄妹に、バイクに乗ったビジュアルも公開”. ステージナタリー. (2022年6月18日). https://natalie.mu/stage/news/482063 2022年6月18日閲覧。 
  6. ^ “関ジャニ∞安田章大、黒木華と舞台初共演 昭和を生き抜く兄妹役「彼女となら、おもしろく暴れられる」”. ORICON NEWS. (2022年6月18日). https://www.oricon.co.jp/news/2239120/full/ 2022年6月18日閲覧。 

外部リンク

  • ピチチ5
  • ニッポンの河川
  • ベッド&メイキングス
  • 所属事務所 有限会社ノックス
第62回岸田國士戯曲賞
1950年代
  • 第1回 該当作なし
  • 第2回 大橋喜一『楠三吉の青春』/小幡欣治『畸形児』
  • 第3回 該当作なし
  • 第4回 堀田清美『島』
  • 第5回 該当作なし
1960年代
  • 第6回 小林勝『檻』/早坂久子『相聞』
  • 第7回 該当作なし
  • 第8回 宮本研『日本人民共和国』『メカニズム作戦』/八木柊一郎『波止場乞食と六人の息子たち』『コンベヤーは止まらない』
  • 第9回 山崎正和『世阿彌』
  • 第10回 人見嘉久彦『友絵の鼓』/菅龍一『女の勤行』
  • 第11回 該当作なし
  • 第12回 川俣晃自『関東平野』/広田雅之『砂と城』
  • 第13回 別役実『マッチ売りの少女』『赤い鳥の居る風景』
  • 第14回 秋浜悟史『幼児たちの後の祭り』に至るまでの諸作品の成果
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
  • 第64回 市原佐都子『バッコスの信女-ホルスタインの雌』/谷賢一『福島三部作 第1部「1961年:夜に昇る太陽」 第2部「1986年:メビウスの輪」 第3部「2011年:語られたがる言葉たち」』
  • 第65回 該当作なし
  • 第66回 福名理穂『柔らかく搖れる』/山本卓卓『バナナの花は食べられる』
  • 第67回 加藤拓也『ドードーが落下する』/金山寿甲『パチンコ(上)』
  • 第68回 池田亮『ハートランド』
1回 - 10回
11回 - 20回
21回 - 30回
31回 - 40回
41回 - 50回
51回 - 60回
61回 - 70回
71回 - 80回
81回 - 90回
91回 - 100回
101回 - 110回
111回 - 120回
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