耶律夷列

仁宗 耶律夷列
西遼
第2代皇帝
王朝 西遼
在位期間 1150年 - 1163年
姓・諱 耶律夷列
諡号 正徳皇帝
廟号 仁宗
生年 不詳
没年 紹興13年(1163年
徳宗
感天蕭太后
年号 紹興 : 1151年 - 1163年

耶律 夷列(やりつ いれつ、契丹音:ヤルート・イリ)は、西遼の第2代皇帝。初代皇帝の徳宗耶律大石の末子。

生涯

康国10年(1143年)、徳宗が58歳で崩御した時は幼少だったため、生母の感天蕭太后蕭塔不煙(タプイェン)が称制を執った。咸清7年(1150年)に感天蕭太后が死去すると、年号を紹興に改める。在位20年(タプイェンの称制7年間も含む)で崩御した。

宗室

『遼史』の記述

遼史』(巻三十 本紀第三十)に「子夷列年幼,遺命皇后權國。后名塔不煙,號感天皇后,稱制,改元咸清,在位七年。子夷列即位,改元紹興。籍民十八歳以上,得八萬四千五百戸。在位十三年歿,廟號仁宗」とある。

参考文献

  • 『遼史』巻30
西遼の第2代皇帝(1150年 - 1163年)

徳宗1132-1143 / 感天蕭太后(称制)1143-1150 / 仁宗1150-1163 / 承天太后(称制)1163-1177 / 天禧帝1177-1211 / 屈出律1211-1218

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