西飯由香

西飯 由香
基本情報
よみがな にしい ゆか
ラテン文字 NISHII Yuka
現姓名 真田 由香
生年月日 (1975-08-09) 1975年8月9日(48歳)
国籍 日本の旗 日本
出身地 三重県
血縁者 西飯徳康小林美幸
選手情報
最高世界ランク 51位 (2001年11月)
段級位 6段
利き腕
グリップ ペンホルダー
フォア面ラバー 表ソフト
戦型 前陣速攻型
ITTFサイト WTTプロフィール
経歴
学歴 愛知工業大学
世界卓球選手権戦歴
出場大会数 4
初-最終出場 1993 - 2001
国内戦歴
獲得メダル
日本の旗 日本
女子卓球
世界卓球選手権
2001 大阪 女子団体
■テンプレート ■プロジェクト:卓球 ■選手一覧

西飯 由香(にしい ゆか、1975年8月9日 - )は、三重県出身の卓球選手。現姓真田。三重県立白子高校愛知工業大学から健勝苑、十六銀行(岐阜)を経て21クラブに所属。6段(京都府)[1]。姉は卓球選手の小林美幸(ファミタク)。全日本卓球選手権・女子ダブルスでは姉妹ペアで1998年・1999年・2000年の3連覇を達成している。実父は1971年の世界卓球選手権の代表にもなったサウスポーの西飯徳康(三重高田高等学校名古屋商科大学卒)、実母は1971年世界卓球選手権・女子ダブルス3位の西飯幸子(東北学院大学卒)。夫は真田浩二(愛知工業大学卒)。

経歴

小学校入学前から三重県の21クラブで競技を始め、数々の全国大会に出場する。練習嫌いだった彼女は両親から厳しい指導を受けて、1990年、全国中学校卓球大会女子シングルスで優勝した[2]。白子高校2年生だった1992年の全日本選手権ジュニアの部で優勝。愛知工業大学だった95年、1996年には鬼頭明との混合ダブルスで全日本卓球選手権に優勝した。1998年のジャパントップ12卓球大会では小山ちれに次いで2位となっている。

1999年末から手首に腫瘍のできる「月状骨類骨腫」という病気のため一時期はラケットが持てないほどの痛みに苦しめられたが、手術を乗り越え2000年12月の全日本卓球選手権では女子シングルスでベスト4、女子ダブルスで優勝と復活を果たす[3]。2000年にはドイツの卓球ブンデスリーガでもプレーしている。

2000年の世界選手権クアラルンプール大会のメンバーになったが試合出場はなかった。2001年の世界選手権大阪大会に出場。大阪大会ではリザーブであった女子団体で、予選リーグ・ロシア戦に0-2とリードされ後がない状況の3番手で出場。地元開催で格下相手に負けられない中で見事勝利し、この試合で日本は逆転勝利を収めている[4]

2005年1月の全日本卓球選手権では女子シングルスでベスト4に入った[5]

平成18年度(2006年)にもナショナルチーム候補に選出されている[6]

TOKIOが出演していた番組Sports Party ただいま夢中!の第1回放送でコーチ役として出演したことがある。その回では、TOKIOとビートたけし福原愛と対決するために、西飯は必殺サーブなどを伝授した。

主な戦績

脚注

  1. ^ “段位取得者 東海・近畿”. 日本卓球協会. 2011年5月15日閲覧。
  2. ^ 卓球姉妹、全日本選手権ダブルスでV2 鈴鹿の西飯さん 朝日新聞三重版 2000年1月12日朝刊22ページ
  3. ^ “平成12年度全日本卓球選手権大会結果データベース”. 日本卓球協会. 2011年5月16日閲覧。
  4. ^ 西飯自身はこれが唯一の団体戦出場となった
  5. ^ “平成16年度全日本卓球選手権大会結果データベース”. 日本卓球協会 (2006年1月). 2011年5月16日閲覧。
  6. ^ “高橋美貴江選手がNT、西飯由香選手がNT候補入り。”. 十六銀行 (2006年). 2011年5月16日閲覧。

外部リンク

  • NISHII Yuka - ITTFプロフィール (英語)
  • アーカイブ - ITTF
日本の旗全日本卓球選手権優勝者-女子ダブルス
1930年代
  • 36 保原キヨ・高橋美千子
  • 37 横田静江・吉田きく江
  • 38 吉田きく江・松浦弥寿子
  • 39 吉田きく江・松浦弥寿子
1940年代
  • 40 高市恵美香・田中時恵
  • 41-45 中止
  • 46 加藤君枝・浅堀みさ子
  • 47 松本貴代子・伊藤芳子
  • 48 佐藤恵子・井上正子
  • 49 佐藤恵子・井上正子
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
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  • 女子複
  • 混合複
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  • Jr女子
日本の旗全日本卓球選手権優勝者-混合ダブルス
1940年代
  • 46 藤井則和・松本貴代子
  • 47 余江捨二・加藤君枝
  • 48 守屋泰二・渡辺睦子
  • 49 田舛彦介・田中良子
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
  • 80 村上力・村上美枝子
  • 81 小森孝則・浦喜久
  • 82 斎藤清・嶋内よし子
  • 83 斎藤清・嶋内よし子
  • 84 大竹克利・石田清美
  • 85 桜井正喜・山下さとみ
  • 86 斎藤清・細川幸智子
  • 87 斎藤清・細川幸智子
  • 88 斎藤清・細川幸智子
  • 89 黄若東・鄭慧萍
1990年代
  • 90 渡辺武弘・大野知子
  • 91 渡辺武弘・大野知子
  • 92 渡辺武弘・大野知子
  • 93 高志亮・室重明世
  • 94 小泉純彦・小貫菜穂子
  • 95 鬼頭明・西飯由香
  • 96 鬼頭明・西飯由香
  • 97 橋本正浩・金氏雅美
  • 98 川嶋崇弘・偉関絹子
  • 99 安藤正勝・西飯由香
2000年代
2010年代
2020年代
  • 2018年までは年度表記、左が男子・右が女子
  • 男子単
  • 女子単
  • 男子複
  • 女子複
  • 混合複
  • Jr男子
  • Jr女子
日本の旗全日本卓球選手権優勝者-ジュニア女子
1950年代
  • 50 神谷節子
  • 51 川口沙智子
  • 52 一井玲子
  • 53 難波多慧子
  • 54 亀井敬子
  • 55 設楽義子
  • 56 小川節子
  • 57 藤井紀代子
  • 58 吉田たみ子
  • 59 山中教子
1960年代
  • 60 黒崎南海子
  • 61 深津尚子
  • 62 富田洋子
  • 63 大島洋子
  • 64 坂本義枝
  • 65 大関行江
  • 66 村上静代
  • 67 中村洋子
  • 68 大関政江
  • 69 横田幸子
1970年代
  • 70 猪狩栄子
  • 71 内田恒代
  • 72 内田恒代
  • 73 高橋紀子
  • 74 松田一三
  • 75 川東加代子
  • 76 田村友子
  • 77 岩田浩子
  • 78 小西淑子
  • 79 漆尾ゆりえ
1980年代
1990年代
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2010年代
2020年代
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