馬鞍山線

馬鞍山線
馬鞍山線を走るSP1950形電車
基本情報
路線網	香港MTR
起点	大囲駅
終点	烏渓沙駅
駅数	9
開業	2004年12月21日 (19年前) (2004-12-21)
廃止	2020年2月14日 (4年前) (2020-02-14)（屯馬線一期に併合）
所有者	九広鉄路
運営者	九広鉄路（2007年12月2日まで） 香港鉄路
路線諸元
路線距離	11.4 km
軌間	1,435 mm
電化方式	交流 25,000 V 50 Hz
路線図
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停車場・施設・接続路線
凡例
分 16 烏渓沙 14 馬鞍山 12 恒安 10 大水坑 ←女婆東坑→ 大老山公路中央分離帯 7 石門 ←小瀝源渠→ 5 第一城 3 沙田囲 1 車公廟  ■東鉄線羅湖・落馬洲方面  0 大囲 大囲メンテナンスセンター  ■東鉄線金鐘方面   ■屯馬線屯門方面

馬鞍山線（ばあんざんせん）は、香港新界沙田の大囲駅と新界沙田馬鞍山の烏渓沙駅を結ぶ香港鉄路有限公司（港鉄（MTR））の鉄道路線である。2020年2月14日に屯馬線一期に併合された。元九広鉄路の馬鞍山鉄路。

概要

当路線は、「大囲（Tai Wai）」から「烏渓沙（Wu Kai Sha）」の新界東部にある城門河や沙田海・吐露港の東岸を北に走る。2007年12月に完成した。路線の背後には山が迫っており、山肌と海岸の間を縫うようにして造られている。この一帯の海岸線は埋め立てが進行しており、新しく埋め立てられた場所には住宅地として超高層アパートなどが建設されている。

香港の他の道路や鉄道と異なり、大囲駅での東鉄線への乗り換えの便宜を図るため右側通行となっている。

路線データ

• 駅数：9
• 軌間：1,435 mm
• 複線区間：全線
• 電化区間：全線（交流 25,000 V・50 Hz）
• 閉塞方式：車内信号閉塞式
• 地上区間：全線
• 走行方向：右側通行

運行形態

普通列車は、馬鞍山線用に投入された5ドア通勤電車4両編成×18本で運転される。

2017年初より、段階的に計15編成の8両編成車両が導入され、4両編成車両を置き換えてゆくことが、2016年11月に発表された。これは、東西線を構成する屯馬線の開業に向けた準備の一環として実施されるもの。当初は2編成が導入され、2018年までに段階的に置き換えが行われる予定^[1]。

車両

• SP1950形電車

歴史

• 2004年12月22日：九広鉄路公司九広東鉄支線（馬鞍山鉄路) 大囲駅 - 烏渓沙駅間開業。
• 2017年1月15日：8両編成のSP1950/SP1900形電車運行開始。
• 2020年2月14日：大囲 - 啓徳間が延伸開業。
• 2021年6月27日：啓徳 - 紅磡間が延伸開業。西鉄線と接続され、屯門駅までの九龍半島東西を結ぶ屯馬線となる。

駅一覧

屯馬線に併合

大囲 - 紅磡駅間を東九龍経由で結ぶ沙田至中環線（沙中線）^[2]が2021年末の開業を目指して建設中である^[3]。このうち大囲 - 啓徳駅間は2020年2月14日に開業した。全線開業後は西鉄線と接続され、屯門駅までの九龍半島東西を結ぶ屯馬線となる。

脚注

1. ^ Ma On Shan Line Train Service Enhancement Starts from early 2017 as 8-Car Trains Replace Existing 4-Car Trains in Phases
2. ^ MTRでは東西走廊の名称も使用している。
3. ^ “Hong Kong MTR opens Tuen Ma Line Phase 1 extension” (英語). レールウェイ・ガゼット・インターナショナル. (2020年2月15日). https://www.railwaygazette.com/transport-and-mobility-projects/hong-kong-mtr-opens-tuen-ma-line-phase-1-extension/55799.article 2020年2月18日閲覧。 

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、馬鞍山線に関連するカテゴリがあります。

• 香港の鉄道