黒柳明

黒柳 明
くろやなぎ あきら
生年月日 (1931-06-19) 1931年6月19日(92歳)
出生地 東京都新宿区
出身校 早稲田大学
所属政党公明党→)
(公明新党→)
新進党→)
公明党

選挙区全国区→)
東京地方区
当選回数 5回
在任期間 1965年7月5日 - 1995年7月22日
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黒柳 明(くろやなぎ あきら、1931年昭和6年〉6月19日 - )は、日本政治家

参議院議員(5期)、公明党参議院議員団長、公明党副委員長、新進党参議院議員代表、公明党常任顧問などを歴任した。

経歴

東京都出身。東京都立新宿高等学校を経て、早稲田大学英文科卒業。聖教新聞編集局長や潮出版社の編集主幹を歴任。

1965年(昭和40年)の第7回参議院議員通常選挙全国区から公明党公認で立候補し、初当選(連続5期当選)。

1971年(昭和46年)の第9回参議院議員通常選挙からは東京地方区で立候補し、当選を重ねる。

1992年(平成4年)、公明党副委員長に就任。1994年(平成6年)12月10日新進党の結成に参加し、新進党参議院議員代表に就任。

1995年(平成7年)、第17回参議院議員通常選挙には立候補せず、第41回衆議院議員総選挙に立候補することを表明する。1996年(平成8年)7月18日、第41回衆議院議員総選挙に東京15区から新進党公認で立候補し、落選。

1996年(平成8年)10月20日、政界を引退。参与として創価学会に復帰。機関誌『大白蓮華』に掲載される回顧記事で度々名前が見られる。

2010年(平成22年)1月24日、公明党中央幹事会顧問に就任。

人物

  • だみ声(濁声)が特徴。
  • 1968年3月1日の参議院決算委員会では綱紀粛正問題を取り上げ、出張旅費を受け取りながら接待ゴルフに参加している官僚公社財界関係者らの実態を明らかにした[1]
  • 日本テレビ系列のクイズ番組ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』に、第12回・第13回・第14回・第19回と度々出演した。1994年1月1日放送分では、登場シーンで全力疾走を披露し、司会のビートたけしから、黒柳が所属する公明党とその支持母体である創価学会との関係を揶揄する意味で「さすが足腰が鍛えられてますね。聖教新聞配って50年、見事な足です。」と言われた(尚、聖教新聞の創刊は1951年(昭和26年4月20日であり、正確には42年(放送当時)となる。ただし、黒柳本人は聖教新聞の編集局長であったものの、新聞を配達した経験があるかは不明。また、公明党所属議員は政教分離の観点から聖教新聞の配達には参加していない)。第12回「政党対抗! 政治家クイズ王日本一決定戦」では公明党代表として上島竜兵とコンビを組み黒柳がボケ回答を連発した為、上島が罰ゲームとして三角木馬にかけられた。1990年代国会議員が広報活動としてバラエティ番組に出演するのは珍しいことではなかったが、完全なお笑い番組に芸人たちと並んで何度も出演した例は他に類を見ない。
  • 日本共産党元参議院議員の上田耕一郎とは、参議院議員通常選挙において同一選挙区となる東京地方区から立候補して、テレビ番組などでしばしば討論となった。

選挙歴

当落 選挙 施行日 選挙区 政党 得票数 得票率 得票順位
/候補者数
比例区 比例順位
/候補者数
第7回参議院議員通常選挙 1965年7月4日 全国区 公明党 485,903 ' 40/99 - -
第9回参議院議員通常選挙 1971年6月27日 東京都地方区 公明党 773,405 ' 2/16 - -
第11回参議院議員通常選挙 1977年7月10日 東京都地方区 公明党 841,159 ' 2/18 - -
第13回参議院議員通常選挙 1983年6月26日 東京都地方区 公明党 817,387 19.1 3/34 - -
第15回参議院議員通常選挙 1989年7月23日 東京都地方区 公明党 776,878 15.1 4/43 - -
第41回衆議院議員総選挙 1996年10月21日 東京都第15区 新進党 46,969 27.7 2/5 - -
当選回数5回 (参議院議員5)

役職歴

旧公明党( - 1994年)

  • 国際局長
  • 参議院議員団長
  • 中央執行委員会副委員長

新進党

  • 参議院議員代表

公明党(1998年 - )

  • 中央幹事会顧問

創価学会

  • 総務
  • 参与

潮出版社

  • 主幹

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 招待ゴルフ またやり玉 参院で公明党議員 役所・公社の幹部 出張旅費もとる『朝日新聞』1968年(昭和43年)3月2日朝刊 12版 15面
議会
先代
塩出啓典
日本の旗 参議院法務委員長
1989年 - 1990年
次代
矢原秀男
先代
三木忠雄
日本の旗 参議院運輸委員長
1979年 - 1981年
次代
桑名義治
党職
先代
結成
新進党参議院議員代表
初代 : 1994年 - 1995年
次代
吉田之久
日本の旗 参議院法務委員長 (1989年-1990年)
第1回
(定数8)
3年議員
偶数回
定数4
第2回
第4回
第6回
第8回
第10回
第12回
第14回
第16回
第18回
第20回
定数5
第22回
定数6
第24回
第26回
奇数回
定数4
第3回
第5回
第7回
第9回
第11回
第13回
第15回
第17回
第19回
定数5
第21回
第23回
定数6
第25回
↓:途中辞職、失職、在職中死去など、↑:補欠選挙で当選。
第1回
(定数100)
3年議員
偶数回
第2回
(定数50)
3年議員
第4回
(定数50)
3年議員
第6回
(定数50)
3年議員
第8回
(定数50)
3年議員
第10回
(定数50)
3年議員
第12回
(定数50)
奇数回
第3回
(定数50)
3年議員
第5回
(定数50)
3年議員
第7回
(定数50)
3年議員
第9回
(定数50)
第11回
(定数50)
†:当選無効・失格など、↓:途中辞職・死去など、↑:繰上げ当選または補欠選挙で当選(合併選挙で当選した3年議員を除く)。
公明党
支持母体:創価学会
歴代代表
公明党委員長
公明代表
公明党代表
閣僚経験者
細川内閣
羽田内閣
第2次改造小渕内閣
第1次第2次森内閣
第2次森改造内閣 (中央省庁再編前)
第2次森改造内閣 (中央省庁再編後)
第1次・第1次再改造・第2次小泉内閣
第2次改造・第3次・第3次改造小泉内閣
第1次・第1次改造安倍内閣
福田内閣
改造福田内閣
麻生内閣
第2次・第2次改造・第3次安倍内閣
第3次第1次改造・第3次第2次改造・第3次第3次改造安倍内閣
第4次・第4次第1次改造安倍内閣
第4次第2次改造安倍内閣
菅義偉内閣
第1次第2次・第2次第1次改造・第2次第2次改造岸田内閣
関連人物
歴史
政権構想
結党時の理念
関連項目
カテゴリ
  • 公明党
  • 創価学会
 
歴代会長・著名な幹部
名誉会長

池田大作(1979.4.24-2023.11.15)

歴代会長
三代会長

牧口常三郎(初代:1930.11.18-1944.11.18) - 戸田城聖(2代:1951.5.3-1958.4.2) - 池田大作(3代:1960.5.3-1979.4.24)

その他

北条浩(4代:1979.4.24-1981.7.18) - 秋谷栄之助(5代:1981.7.18-2006.11.9) - 原田稔(6代:2006.11.9-)

会長代行

小泉隆(1958.4.2-1960.5.3)

総務

池田大作(1958.6.30-1960.5.3)

歴代理事長(兼宗教法人代表役員)
 
前身・関連団体・埋葬施設・教育機関・関連企業
前身

創価教育学会(同会の前身となる母体団体は大日本皇道立教会

関連団体

創価学会インタナショナル - 公明党 - 聖教新聞社 - 民主音楽協会 - 東京富士美術館 - 富士美術館 - 東洋哲学研究所 - 創価教育研究センター - 戸田記念国際平和研究所 - ボストン21世紀センター

埋葬施設
墓地公園・墓苑

戸田記念墓地公園 - 東北池田記念墓地公園 - みちのく池田記念墓地公園 - ひたち平和記念墓地公園 - 富士桜自然墓地公園 - 中部池田記念墓地公園 - 関西池田記念墓地公園 - 中国平和記念墓地公園 - 山光平和記念墓地公園 - 四国池田記念墓地公園 - 九州池田記念墓地公園 - 沖縄平和記念墓地公園 - はるな平和墓苑 - 牧口記念墓地公園

納骨堂
長期収蔵型

東北十和田多宝納骨堂 - 富士桜多宝納骨堂 - 中部多宝納骨堂 - 関西白浜平和納骨堂 - 九州多宝納骨堂 - はるな平和納骨堂

永久収蔵型

戸田常楽納骨堂 - 東北常楽納骨堂 - みちのく常楽納骨堂 - ひたち常楽納骨堂 - 富士桜常楽納骨堂 - 中部常楽納骨堂 - 北陸常楽納骨堂 - 関西常楽納骨堂 - 中国常楽納骨堂 - 山光常楽納骨堂 - 四国常楽納骨堂 - 福岡常楽納骨堂 - 九州常楽納骨堂 - 沖縄常楽納骨堂 - はるな常楽納骨堂

教育機関
学校法人創価大学
学校法人創価学園
海外

アメリカ創価大学 - インド創価池田女子大学 - 中国楼園創価友誼小学校 - 中国潮山創価友誼小学校 - ブラジル創価幼稚園 - 香港創価幼稚園 - マレーシア創価幼稚園 - シンガポール創価幼稚園

関連企業

潮出版社 - 第三文明社 - シナノ企画 - 鳳書院 - 東西哲学書院 - 東弘 - 日本図書輸送 - 日栄(日本図書輸送) - 日光警備保障 - 信濃施設管理 - 創造社 - 栄光建設 - 富士白蓮社 - 金剛堂

 
組織体制
年齢別(基本組織)

多宝会1 - 壮年部 - 女性部(旧・婦人部及び女子部) - 青年部(男子部 - 学生部 - 女子学生部 - 未来部 - 高等部 - 中等部 - 少年少女部

人材育成・職業別グループ
太字:活動内容など
[ ]内:組織員の職業など
壮年部

王城会(会場警備) - 輪廻会(最高幹部の参加する会合での会場設営) - 守る会2会館清掃) - 桂冠勇勝会 [男性理美容師]

女性部
(旧・婦人部)

香城会(会場整理および受付) - 白樺会 [女性看護師] - 華峯会 [理美容師、エステティシャン、ネイリストなど美容関係に従事する婦人部]

青年部
男子部

創価班会場および駐車場整理、前身は「輸送班」) - 金城会最高幹部警護) - 牙城会会館警備) - サテライトグループ3衛星中継設営) - 水滸会(幹部男子部員育成) - 桂冠会 [男性理美容師]

女性部

白蓮グループ会場整理および受付) - 華冠グループ [理美容師、エステティシャン、ネイリストなど美容関係に従事する女子部] - 白樺グループ [女性看護師] - シャイニンググループ [10代女子部員] - 池田華陽会(幹部女子部員育成) - 翼の会 [女性キャビンアテンダント]

学生部

21世紀伸一会(首都圏における幹部候補生育成) - 大学会 [男子および女子学生] - 院生会議(討論活動

ドクター部

薬王会 [薬剤師] - 医鳳会 [医師]

芸術部

創価勇勝会 [スポーツ選手]

その他
人材育成G

設営グループ4会場設営) - 21世紀使命会(未来部育成) - 一日会館長(臨時会館運営

職業別G

白雲会 [調理師] - 波濤会 [海外航路に従事する男子部および壮年部]

障害者関係

自由グループ [身体障害者] - 妙信会 [聴覚障害者] - 自在会 [視覚障害者] - 光彩会 [手話通訳者]

音楽関係

音楽隊(創価グロリア吹奏楽団 - 創価ルネサンスバンガード - 関西吹奏楽団) - 鼓笛隊(創価グランエスペランサ - 創価シャイニングスピリッツ) - 合唱団(しなの合唱団 - 創価合唱団 - 白ゆり合唱団)

分野別
文化本部

芸術部 - 学術部 - 文芸部 - ドクター部

教育本部

学校教育部 - 幼児・家庭教育部 - 社会教育・教育相談部

国際本部

国際部 - 通訳・翻訳部 - 国際ボランティア部 - 国際交流部 - 在日外国人部

社会本部

社会部 - 専門部

地域本部

地域部 - 団地部 - 農漁光部 - 勝利島部

その他

儀典部 - 教学部

※関連カテゴリはCategory:創価学会の人材育成・職業別グループ

  • 1 東京では「多寿会」、関西では「錦宝会」と呼称する。
  • 2 壮年部だけでなく、女性部(旧・婦人部)などのほかの部も参加する。
  • 3 関西では「文化班」と呼称する。
  • 4 東京では「光栄会」、関西では「鉄人会」と呼称する。
 
出版物・提供番組
出版物
御書

日蓮大聖人御書全集(1952年-2021年) - 日蓮大聖人御書全集 新版(2021年-)

小説
機関紙

聖教新聞 - 創価新報 - 未来ジャーナル - 少年少女きぼう新聞

雑誌

大白蓮華 - グラフSGI - 潮 - 第三文明 - 灯台 - パンプキン - SGI Quarterly

提供番組
括弧内:番組製作ラジオ局またはテレビ局など
ラジオ

ミュージックギフト〜音楽・地球号 - キボウラジオ - ココロのオンガク 〜music for you〜 - 対話の力(文化放送)
あなたへモーニングコール - 明日へのエール〜ことばにのせて〜(TBSラジオ)
サウンドトラベル - スポーツ伝説(ニッポン放送)
RADIO BREAKERS(エフエム大阪)
ごきげんサンデー・ミュージック(MBSラジオ)
世界名曲大全集(ABCラジオ)
ヒューマントーク〜あの日あの時(ラジオ日本)
ヒューマン ストリート(エフエム福岡・エフエム長崎)

テレビ

中国世界遺産ものがたり(テレビ大阪)

 
主な事件

折伏大行進(1951年-1957年) - 大阪事件(1957年) - 板まんだら事件(1965年) - 言論出版妨害事件(1969年-1970年) - 宮本顕治宅盗聴事件(1970年) - 妙信講創価学会本部襲撃事件(1974年) - 月刊ペン事件(1976年) - 池田大作サリン襲撃未遂事件(1993年) - 訴権濫用事件(狂言訴訟)(1996年-2001年)

 

嗚呼黎明 - 桜花爛漫の歌

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