イベロ・ロマンス語

イベロ・ロマンス語(イベロ・ロマンスご、Ibero-Romance)は、ロマンス諸語の中の一分類であり、基本的にはイベリア半島で使用されるロマンス語を表す。歴史的経緯からアラビア語の極めて強い影響下にあり、とりわけアンダルシアスペイン語は最もアラビア語要素が強い。カタルーニャ語はオック語との関係が深く、ガロ・ロマンス語の特徴も持ち、ガロ・ロマンス語に分類されることも多い。また、アラゴン語も地理的に、近いガロ・ロマンス語との共通点を多く持つ。

含まれる言語

スペイン語(イベリア中央部)

アラゴン語(イベリア北東部)

アストゥリアス・レオン語(イベリア北西部)

ガリシア・ポルトガル語(イベリア西部)

モサラベ語

含む場合がある言語(議論のある言語)

カタルーニャ語

カタラニート

オスク・
ウンブリア
語群
ラテン・
ファリスク
語群
ラテン語
ロマンス諸語

古ラテン語
俗ラテン語
古典ラテン語
中世ラテン語
南ロマンス語
イタロ・
ダルマチア語
イタリア語
西ロマンス語
ガロ・
ロマンス語
オイル語
フランス語
レト・
ロマンス語
ガロ・
イタリア語
オクシタニー・
カタロニア語
カタルニア語
オック語
イベロ・
ロマンス語
アストゥリアス
・レオン語
ガリシア・
ポルトガル語
ポルトガル語
スペイン語
東ロマンス語
ルーマニア語
上記は分類の一例。†は死語
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典拠管理データベース: 国立図書館 ウィキデータを編集
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