日出処

日出処
椎名林檎スタジオ・アルバム
リリース
録音 2009年 - 2014年
ジャンル オルタナティブ・ロック
時間
レーベル ユニバーサルミュージック/Virgin Music
プロデュース 井上雨迩recording & mixing engineer
いまみちともたか
チャート最高順位
ゴールドディスク
  • ゴールド[4]日本レコード協会
  • 椎名林檎 アルバム 年表
    逆輸入
    〜港湾局〜
    (2014年)
    日出処
    (2014年)
    逆輸入
    〜航空局〜
    (2017年)
    『日出処』収録のシングル
    1. ありあまる富
      リリース: 2009年5月27日
    2. 「カーネーション」
      リリース: 2011年11月2日
    3. 自由へ道連れ
      リリース: 2012年5月16日(配信限定)
    4. いろはにほへと/孤独のあかつき
      リリース: 2013年5月27日
    5. 「NIPPON」
      リリース: 2014年6月11日
    ミュージックビデオ
    ありきたりな女 (Short Ver.) - YouTube
    テンプレートを表示
    映像外部リンク
    『日出処』ダイジェスト映像
    『日出処』コメンタリー映像
    「走れゎナンバー」コメンタリー映像
    「ありきたりな女」楽曲視聴用映像
    「ありきたりな女」コメンタリー映像

    日出処』(ひいづるところ 英題:Sunny [5])は、2014年11月5日にユニバーサルミュージックより発売された日本シンガーソングライター椎名林檎の5作目のスタジオ・アルバム

    概要

    本作は、椎名林檎名義としては2009年発表の『三文ゴシップ』以来約5年半振ぶり、また椎名が在籍していたバンド・東京事変が解散してからは初となるオリジナル・アルバム[6][7][8]。アルバムとしてはセルフカバーアルバム逆輸入 〜港湾局〜』より約5か月ぶりの発表となる。

    本作には2009年から2014年までに発表され、アルバム未収録だったシングル表題曲6曲と、アルバムのために書き下ろした新曲7曲の全13曲を収録[7][8][9]

    初回限定盤A(CD+Blu-ray Disc)、初回限定盤B(CD+DVD)、通常盤(CDのみ)の3形態でリリースされ、ハードブック仕様の初回限定盤AとBには、それぞれに同内容の特典映像(収録曲のミュージック・ビデオ全6本)が収録されたBlu-rayまたはDVDが付属する。また、本作より初となるハイレゾ音源の配信も開始された[注 1]

    タイトル

    タイトルは、椎名が近年抱いてきた『もう王道のことしかしたくない』という思いによって付けられた[6]。ちょうど「ありあまる富」の頃から自分の歌詞に“陽の光”を指す語彙が増えていることに気づき[注 2][11]、次のアルバムでは『“目抜き通り”[注 3]を描きたい』『日の当たる場所で起きている出来事とその裏で起きている事、生きていれば明るみになり誰もが避けては通れない局面を色濃く描き出したい』と思い立った[6]。そしていざ制作が始まると、「日出処」というタイトルがはっきりと浮かんだ、と椎名は語っている[11]

    また、このタイトルは「日本」を指す語としてではなく、「陽の光」のイメージをもたせるために使用している[12]。シングル「NIPPON」に対する指摘を受けた上で本タイトルを付けることについては、「また同様の指摘をされることも考えたが、(曲の)中身を聴いた人には通じる語句であり、それに見合う作品だという自信があるので遠慮をしたくなかった」と語っている[13]

    制作の背景

    本作の制作は、椎名のアリーナツアー「林檎博'14 ー年女の逆襲ー」(2014年11月〜12月)の開催が発表されてから始まった[11][注 4]。「カーネーション」の本質的にあるものを際立たせることが、制作において重要だった、と椎名はコメントしている[14]

    本作に書き下ろされた楽曲の制作では、作詞の行程を難点に挙げている[15]。仮詞の時点の演奏陣の仕上がりが椎名の手に負えないほどで、初めに想定していた世界観では不足分があり相応しくなくなり厳しかった、と椎名は語っている[15]

    アルバム全編を通して聴いたときのことを考えられ、転調を含めたキー設定の徹底や、詞を含めたテンポ感に気を付けられている[15]。椎名は、「前の曲のアウトロが終わり、次に始まる曲の気持ちいいキーを考えていたことにより、曲が生まれるのは自然なことだった。」としている[16]

    演奏や編曲には長年椎名の作品に携わる斎藤ネコ、椎名が自分の持つトロンボーンに対する認識を覆してくれて以来絶対的な基準としているという村田陽一の他、SOIL&"PIMP"SESSIONSや「カーネーション」における東京事変のメンバー、バックバンドの893(はちきゅうさん)[注 5]と37564(みなごろし)[注 6]のメンバーなど、近年の椎名にとって重要なプレイヤーがこぞって参加している[6]

    プロモーション

    「ありきたりな女」が、2014年10月1日から先行配信された[9]。また同楽曲の、視聴用動画と、椎名によるコメンタリー映像がそれぞれ同月7日にYouTubeで公開された[14][17]。また、同月21日に椎名によるコメンタリー映像がYouTubeで公開されていた[18]「走れゎナンバー」が同月22日から先行配信された[9]

    本作のダイジェスト映像(監督:児玉裕一)とコメンタリー映像が[9]、それぞれ同年11月4日にYouTubeで公開された[12][19]

    同月31日に『椎名林檎ニューアルバム「日出処」プレミア先行試聴会&トークライブ』が開催、その模様はニコニコ生放送で中継された[9][20]

    収録曲

    楽曲解説

    楽曲が明るいということを活かして、鬱屈とした時代を一掃するくらい眩しいものになればいいな、という想いが込められている[10]。各曲の外国語のタイトルはブックレット等に記載されているものではなく、あくまでSR猫柳本線の英語版ページ[5]によるもの。

    1. 静かなる逆襲(Quiet Counterattack)
      椎名がデビュー前(当時18歳)に、福岡で自身も所属し活動していたアマチュアバンドのために制作した楽曲であり[21]、1999年に開催された学園祭ツアー『学舎エクスタシー』などで「果物の部屋」として披露されていた楽曲である[要出典]。デビュー前に配布していたデモテープには2種類のバージョンがある。収録にあたり歌詞が書き替えられているほか、大サビも補作されている[要出典]。本作にはそのバンドのメンバーのうちの1人が結婚することから「お祝いの思いも込めて」収録したとのこと[12]
    2. 自由へ道連れ(Collateral Damage)
      2012年5月16日に配信限定で発売されたデジタル・ダウンロードシングル。今回が初CD化となる。
    3. 走れゎナンバー(To the sea of trees)
      10月22日よりiTunes Storeレコチョクで先行配信された[9]
      ヒイズミマサユ機クラビネットを弾くイメージのままに制作した楽曲とのこと[18][22]フルートが印象的なファンクソング[6]
    4. 赤道を越えたら(Cruzar a linha do equador)
      トロンボーンのために書いた曲」と話している[16]。また本楽曲の編曲とトロンボーンを担当する村田陽一の仲介でブラジル音楽界の重鎮イヴァン・リンススキャットを提供している[15]
    5. JL005便で(Flight JL005)
      タイトルの「JL005便」は東京国際空港ジョン・F・ケネディ国際空港ニューヨーク)を結ぶ就航便の名称で、実際に椎名がその便に乗った時にイメージした楽曲で、機内での「意識だけで存在している気分」を描写したとのこと[15]飛行機離陸の音を再現するためにダイソン社の扇風機の音を録音し編集したものが使用されている[23]弦楽を用いたエレクトロニカ[6]
    6. ちちんぷいぷい(Manipulate the time)
      2015年7月20日に出演したニコニコ生放送において、「壮大な物語であるかのように解釈されている(それも何通りかある)が、そんなに難しいことを書いているわけではない」「自分自身への応援歌で、"Command Two Five Oneならばちょっと一捻り"などの部分は曲の実況をしている[注 7]だけ」である、という本人の発言があった。
      リオオリンピック閉会式の映像に於いては、村田陽一が新たにジャズアレンジしたものがBGMとして用いられている[24]
    7. (Présent)
      2013年11月に開催されたコンサート『椎名林檎 十五周年 党大会 平成二十五年神山町大会』及び『椎名林檎 十五周年 班大会 平成二十五年浜離宮大会』で新曲として披露されていた楽曲。収録にあたり、歌詞が英語から日本語に変更されている。
    8. いろはにほへと(Les couleurs chantent)
      12枚目のシングル表題曲1曲目。
    9. ありきたりな女(Une femme ordinaire)
      10月1日よりiTunes Store、レコチョクで先行配信された[9]。また先行配信されたものより演奏時間が10秒短い。
      児玉裕一によりミュージック・ビデオも制作され、本作の初回限定盤に付属している特典ディスクに収録された。
      シングル「カーネーション」(2011年)を発表した後、同楽曲の詞の「唯一つ」は女性同士にしか分かり合えないものだと、男性からの疑問を受けて椎名は初めて知り、両性に伝わる言い回しとなる楽曲を制作しようとして出来た楽曲[25]。女性ならではの転機で味わう、絶望や希望や寂しさや喜びなどが交ざり、全てが訪れる瞬間が描かれている[26]。椎名は「劇作家の方に『ミュージカルは(椎名)林檎に書かせるしかない』と思っていただけたら」と語っている[14]
    10. カーネーション(L' oeillet)
      11枚目のシングル表題曲。
    11. 孤独のあかつき(信猫版)(La Solitude de l'aube)
      12枚目のシングル表題曲2曲目のアルバム・バージョン。アレンジが弦楽とMIDIによるものになり、歌詞も日本語から英語に変更されている。
    12. NIPPON(NIPPON)
      13枚目のシングル表題曲。
    13. ありあまる富(The Invaluable)
      2009年5月27日に発売された10枚目のシングル表題曲。東京事変のライブツアー「東京事変 live tour 2010 ウルトラC」などでセルフカバーされていた楽曲である。本作に収録されているシングル曲の中では最古で、5年越しのアルバム収録となった。
      アルバム制作初期の段階で最後に収録することが想定されていた[16]

    楽曲クレジット

    全作詞・作曲・編曲:椎名林檎 (注記を除く)

    Disc 1: CD
    #タイトル作詞作曲・編曲管弦楽編曲時間
    1.「静かなる逆襲」  村田陽一編曲)
    2.自由へ道連れ   
    3.「走れゎナンバー」   
    4.「赤道を越えたら」  村田陽一(管編曲)
    5.「JL005便で」  斎藤ネコ編曲)
    6.「ちちんぷいぷい」(編曲:村田陽一)   
    7.「今」(編曲:椎名林檎と斎藤ネコ)   
    8.いろはにほへと  斎藤ネコ(弦編曲、編曲)
    9.「ありきたりな女」   
    10.「カーネーション」(編曲:斎藤ネコ)   
    11.孤独のあかつき(信猫版)(作詞:渡辺あや)  斎藤ネコ(弦編曲)
    12.「NIPPON」  斎藤ネコ(弦編曲)
    13.ありあまる富(作詞・作曲:椎名林檎といまみちともたか;編曲:いまみちともたか)   
    合計時間:
    Disc 2: Blu-ray/DVD(初回限定盤のみ)
    #タイトル作詞作曲・編曲監督時間
    1.「ありきたりな女」(ミュージック・ビデオ)  児玉裕一
    2.「いろはにほへと」(ミュージック・ビデオ)  児玉裕一
    3.「カーネーション」(ミュージック・ビデオ)  児玉裕一
    4.「NIPPON」(ミュージック・ビデオ)  児玉裕一
    5.「自由へ道連れ」(ミュージック・ビデオ)  大関泰幸
    6.「ありあまる富」(ミュージック・ビデオ)  児玉裕一

    演奏

    静かなる逆襲
    guitar名越由貴夫
    bass:山口寛雄
    drums玉田豊夢
    trumpet:西村浩二、菅坡雅彦
    trombone:村田陽一
    baritone sax山本拓夫
    自由へ道連れ
    guitars:ハヤシ(POLYSICS
    bass:石原聡(GOING UNDER GROUND
    drums:桜井誠(Dragon Ash
    走れゎナンバー
    guitar:名越由貴夫
    clavinetヒイズミマサユ機PE'Z
    bass:山口寛雄
    drums:玉田豊夢
    latin percussionMATARO
    flute:山本拓夫
    赤道を越えたら
    guitar:名越由貴夫
    piano:林正樹
    bass:鳥越啓介
    drums:みどりん
    trumpet:西村浩二、菅坡雅彦
    trombone:村田陽一
    baritone sax:山本拓夫
    voiceIvan Lins
    JL005便で
    guitar:名越由貴夫
    rhodes:林正樹
    accordion:佐藤芳明
    bass:鳥越啓介
    drums:みどりん
    programming:椎名林檎、中山信彦
    concertmaster:加藤高志
    violin:藤村政芳、加藤亜紀子、杉野裕、武藤宏樹、桐山なぎさ、武田幸治、藤家泉子、田代藍、入江茜、岡部憲、杉山由紀、山成御治代、福井啓太、岡部磨知、横溝礼
    viola:秋山俊行、古川原裕仁、桑田穣、升谷直嗣、元井信、村田泰子
    cello:丸山泰雄、岩永知樹、木村隆哉、松岡陽平、森田香織、中西哲人
    contrabass:大西雄二、一本茂樹、幕内弘司、冨加代子
    conductor斉藤ネコ
    ちちんぷいぷい
    piano:中西康晴
    bass:高水健司
    drums:山木秀夫
    latin percussions:MATARO
    trumpet:エリック宮城、菅坡雅彦、奥村晶
    trombone:村田陽一、箱山芳樹、池城勉
    alto sax:吉田治
    tenor sax:竹野昌邦
    baritone sax:山本拓夫
    flute:高桑英世
    concertmaster:グレート栄田
    violin:金原千恵子、矢野晴子、小倉達夫、桑田穣、桐山なぎさ、入江茜、丸山明子、越川歩、山本大将
    viola:古川原裕仁、山田雄司、高嶋麻由
    cello:笠原あやの、前田善彦
    percussion:高田みどり
    chorus:Ray、Christophe、Thomas、Meilani、Andy、Duke、Spike、Hikari
    SOIL&"PIMP"SESSIONS
    agitator:社長
    trumpet:タブゾンビ
    alto sax:元晴
    piano:丈青
    bass:秋田ゴールドマン
    drums :みどりん
    concertmaster:グレート栄田
    violin:滝沢幸二郎、村田幸謙、小倉達夫、桐山なぎさ、矢野晴子、角田知寿子、三木希生子、浜野考史、栄田緑、丸山明子、越川歩、三宅政弘、山本大将、横田智子、粕谷吏
    viola:大沼幸江、河野恵理子、渡部安見子、桑田穣、三木章子、加治友理
    cello:笠原あやの、前田善彦、阿部雅士、篠原由紀、村中麻里子、沖澤直子
    contrabass:齋藤順、斎藤輝彦、千葉一樹、田中伸司
    conductor:斉藤ネコ

    いろはにほへと
    guitars&electric sitar:名越由貴夫
    cembalo伊澤一葉
    bass:渡辺等
    drums:河村“カースケ”智康
    concertmaster:グレート栄田
    violin:滝沢幸二郎、小倉達夫、矢野晴子、桐山なぎさ、角田知寿子、押鐘貴之、桑田穣、三木希生子、南條由起、越川歩、山本大将、入江茜、横田智子、粕谷吏、牛山玲名
    viola:山田雄司、古川原裕仁、大沼幸江、渡部安見子、三木章子、加治友理
    cello:笠原あやの、前田善彦、阿部雅士、徳澤青弦、槙岡絵里香、村中麻里子
    contrabass:斎藤輝彦、今野 京、谷中 隆、一本茂樹
    percussion:高田みどり
    conductor:斎藤ネコ
    ありきたりな女
    guitar:名越由貴夫
    piano:佐藤芳明
    bass:山口寛雄
    drums:玉田豊夢
    カーネーション
    piano:伊澤一葉
    guitar:浮雲
    bass:亀田誠治
    percussion:刄田綴色
    harp朝川朋之
    flute:高桑英世
    oboe:庄司さとし
    clarinet:重松希巳江
    fagotto:福井蔵
    horn:藤田乙比古、北山順子
    concertmaster:グレート栄田
    violin:滝沢幸二郎、押鐘貴之、三宅政弘、長尾珠代、南條由起、高橋香織、三木希生子、小倉達夫、桐山なぎさ、越川歩、白須今、角田知寿子、栄田緑、五十嵐彩子、岡田邦子
    viola:秋山俊樹、細川亜維子、遠山克彦、三木章子、松本有理、鈴木るか
    cello:前田善彦、篠崎由紀、槙岡絵里香、友納真緒、村中麻里子、島津由美
    |contrabass:齋藤 順、斎藤輝彦、谷中 隆、安東章夫
    conductor:斎藤ネコ
    孤独のあかつき(信猫版)
    midi:椎名林檎
    programming:中山信彦
    concertmaster:グレート栄田
    violin:滝沢幸二郎、小倉達夫、矢野晴子、桐山なぎさ、角田知寿子、押鐘貴之、桑田穣、三木希生子、南條由起、越川歩、山本大将、入江茜、横田智子、粕谷 吏、牛山玲名
    viola:山田雄司、古川原裕仁、大沼幸江、渡部安見子、三木章子、加治友里
    cello:笠原あやの、前田善彦、阿部雅士、徳澤青弦、槙岡絵里香、村中麻里子
    contrabass:斎藤輝彦、今野京、谷中隆、一本茂樹
    harp:朝川朋之
    conductor & solo violin:斎藤ネコ
    NIPPON
    guitar:椎名林檎
    guitar:名越由貴夫
    guitar:生形真一
    bass:渡辺等
    drums:河村“カースケ”智康
    programming:中山信彦
    concertmaster:グレート栄田
    violin:グレート栄田、滝沢幸二郎、桐山なぎさ、入江茜、村田幸謙、矢野晴子、越川歩、三木希生子、小倉達夫、桑田穣、丸山明子、横田智子、三宅政弘、白須今、角田知寿子、長尾珠代
    viola:山田雄司、古川原裕仁、細川亜維子、渡部安見子、徳高真奈美、高嶋麻由
    cello:前田喜彦、笠原あやの、阿部雅士、槙岡絵里香、沖澤直子、伊藤修平
    contrabass:齋藤順、斎藤輝彦、今野京、田辺和弘
    conductor:斎藤ネコ
    ありあまる富
    guitars:いまみちともたか
    bass:新井健太(東京ローカル・ホンク
    drums:河村“カースケ”智康
    chorus杉並児童合唱団

    タイアップ

    楽曲 タイアップ 起用年
    「自由へ道連れ」 TBSドラマATARU』主題歌 2012年、2013年
    「ちちんぷいぷい」 LGエレクトロニクス・ジャパン「au isai VL LGV31CMソング(本人出演)[27] 2014年
    「いろはにほへと」 フジテレビ系ドラマ『鴨、京都へ行く。-老舗旅館の女将日記-』主題歌 2013年
    「カーネーション」 NHK連続テレビ小説『カーネーション』主題歌 2012年
    「孤独のあかつき」 NHK EテレSWITCHインタビュー 達人達』テーマ音楽[注 8] 2013年 - 現在
    「NIPPON」 NHKサッカーテーマ 2014年 - 2016年
    「ありあまる富」 TBS系金曜ドラマ『スマイル』主題歌 2009年

    チャート成績

    オリコンチャートの週間ランキングで初登場3位(約4.3万枚)を獲得した[2]

    また、サウンドスキャンジャパンが発表するチャートでは、初回限定盤Aが初登場8位(約1.6万枚)、初回限定盤Bが初登場7位(約2.1万枚)、通常盤が初登場15位(約0.8万枚)を獲得した[28]

    脚注

    [脚注の使い方]

    注釈

    1. ^ 高音質音源としては既にDVD-Audioとして『平成風俗 大吟醸』がリリースされており、こちらもハイレゾ音源が同日に開始されている。
    2. ^ 陽の光がさんさんと降り注ぐような楽曲であると椎名は感じていた[10]
    3. ^ 文明社会で生きる人々がひしめくメインストリートであり、メインストリームを指す。
    4. ^ アリーナツアーの発表は5月27日発売の『逆輸入 〜港湾局〜』に封入されていたチラシチケットの先行受付用紙)が初出
    5. ^ 党大会』、『ちょっとしたレコ発』ライブの演奏を務めた林正樹(Pf)、鳥越啓介(Ba)、佐藤芳明(acc)、みどりん(Dr)による編成。
    6. ^ 名越由貴夫(Gt)、山口寛雄(Ba)、玉田豊夢(Dr)が主な編成。『NIPPON』レコーディング時は名越と生形真一(Gt)、渡辺等(Ba)、河村“カースケ”智康(Dr)という編成だった。
    7. ^ Command Two Five Oneはサビに入る際のコード進行が「II-V-I」で、それも「一捻り」していること、Command Two Steps Upは最後のサビに入る際に全音転調していることを示している。
    8. ^ 実際に番組で使用されているものは別バージョン。

    出典

    1. ^ 椎名林檎、5年ぶりとなるオリジナル・アルバムをリリース!(e-onkyo music・2014年11月6日)
    2. ^ a b アルバム週間ランキング 2014年11月17日付(オリコン)
    3. ^ 月間CDアルバムランキング 2014年11月度(オリコン)
    4. ^ ゴールドディスク認定作品一覧 2014年11月(日本レコード協会)
    5. ^ a b SR猫柳本線(ENGLISH) > DISCOGRAPHY > Sunny(黒猫堂)
    6. ^ a b c d e f “LINER NOTES 『日出処』”. 黒猫堂 (2014年10月22日). 2018年7月9日閲覧。
    7. ^ a b “椎名林檎、5年半ぶりオリジナルアルバム発売”. 音楽ナタリー (2014年9月19日). 2018年7月9日閲覧。
    8. ^ a b “椎名林檎、5年半ぶりのオリジナルアルバム『日出処』リリース決定”. BARKS (2014年9月19日). 2018年7月9日閲覧。
    9. ^ a b c d e f g 椎名林檎『日出処』特設ページ(黒猫堂)
    10. ^ a b 雑誌『オリ☆スタ』2014年11月17日号 p62
    11. ^ a b c 雑誌『SWITCH』2014年11月号 VOL.32 NO.11 p37
    12. ^ a b c 『日出処』コメンタリー映像(YouTube)
    13. ^ 雑誌『SWITCH』2014年11月号 VOL.32 NO.11 p38
    14. ^ a b c 「ありきたりな女」コメンタリー映像(YouTube)
    15. ^ a b c d e 雑誌『SWITCH』2014年11月号 VOL.32 NO.11 p39
    16. ^ a b c Power Push - 椎名林檎「日出処」特集 ページ2(ナタリー・2014年11月6日)
    17. ^ 「ありきたりな女」視聴用動画(YouTube)
    18. ^ a b 「走れゎナンバー」コメンタリー映像(YouTube)
    19. ^ 『日出処』ダイジェスト映像(YouTube)
    20. ^ “椎名林檎「日出処」試聴会で本人出演トークも”. 音楽ナタリー (2014年10月24日). 2018年7月9日閲覧。
    21. ^ Power Push - 椎名林檎「日出処」特集 ページ3(ナタリー・2014年11月6日)
    22. ^ “林檎、新譜曲を再び語る!「SONGS」出演も”. 音楽ナタリー (2014年10月22日). 2018年7月9日閲覧。
    23. ^ NHK Eテレのインタビュー番組「SWITCHインタビュー 達人達」(2014年11月29日放送回)出演時の発言。
    24. ^ “【リオ五輪】椎名林檎が五輪の舞台であえて使った「あの曲」その意図は”. BuzzFeed(バズフィード) (2016年8月22日). 2016年8月24日閲覧。
    25. ^ Power Push - 椎名林檎「日出処」特集 ページ5(ナタリー・2014年11月6日)
    26. ^ 雑誌『オリ☆スタ』2014年11月17日号 p63
    27. ^ “椎名林檎、auスマホのテレビCMで異彩発揮”. BARKS (2014年12月11日). 2018年7月6日閲覧。
    28. ^ 2014年11月3日〜9日調査分 アルバム ランキング(サウンドスキャンジャパン)

    関連項目

    外部リンク

    • 椎名林檎『日出処』特設ページ(黒猫堂)
    • 椎名林檎『日出処』特設ページ(ユニバーサルミュージック)
    スタジオ・アルバム
    EP
    コンピレーション・アルバム
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    トリビュート・アルバム
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    関連項目
     
     
    第1回(2009年)
    第2回(2010年)
    第3回(2011年)
    第4回(2012年)
    第5回(2013年)
    第6回(2014年)
    第7回(2015年)
    第8回(2016年)
    第9回(2017年)
    第10回(2018年)
    第11回(2019年)
    第12回(2020年)
    第13回(2021年)
     
    第2回
    大賞
    準大賞
    第3回
     
     
     
    • 第6回 fox capture plan『Bridge』
    • 7 上原ひろみ『ザ・トリオ・プロジェクト(ALIVE)』
    • 8 fox capture plan『BUTTERFLY』
    • 9 WONK『Sphere』
    • 10 大西順子『Glamorous Life』/『Very Special』
    • 11 Ai Kuwabara the Project『To The End Of This World』 / 纐纈歩美『O PATO』
    • 12 ADAM at『トワイライトシンドローム』 / (特別賞) 渡辺貞夫『SADAO 2019 - ライヴ・アット・ブルーノート・トーキョー』
    • 13 RINA『RINA』
     
     
     
    北海道
    東北
    関東
    甲信越
    北陸
    東海
    関西
    中国
    • 7 RED in BLUE『NEW AGE』
    • 8 カナヤ『藍のうた』
    • 9 丸本莉子『誰にもわからない〜何が幸せ?〜』
    • 10 ゆるふわリムーブ『芽生』
    • 11 CRAZY VODKA TONIC『書を灯す』
    • 12 H!dE『STORIES』
    • 13 藤井風HELP EVER HURT NEVER
    四国
    九州
    沖縄
    甲信越・北陸
    • 6 noid『so are millions of us』
    中国・四国
     
    その他各賞
    ニューブラッド賞
    リビジテッド賞
    ライブパフォーマンス賞
    ベスト盤アルバム賞
    関連項目
    第1回(2009年) - 第13回(2021年)
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    • 携帯電話のコマーシャルソング
    • KDDI/auのCMソング