ロブ・ベイリー

ロブ・ベイリー(Rob Bailey) は、オーストラリアハード・ロック・バンドAC/DCの元メンバーで、ベーシスト1974年4月にAC/DCに参加した当時、バンドはマルコム・ヤング (リズムギター)、アンガス・ヤング (リードギター)、デイヴ・エヴァンス (リード・ヴォーカル)、ピーター・クラック (ドラム)という編成だった。

ベイリーは、1974年からバンドのリズム・セクションとしてレギュラーに演奏していたが、1975年1月に、ドラムのクラックとともに解雇されてしまった。ベイリーはAC/DCの最初のミュージック・ビデオである「Can I Sit Next To You」に出演している。ベイリーの離脱後、3月にマーク・エヴァンスが後任に迎えられるまで、AC/DCはレギュラーのベーシストが不在で、結成時のメンバーだったラリー・ヴァン・クリートや、本来はリズムギターのマルコム・ヤング、ヤング兄弟の兄で当時AC/DCのプロデュースもしていたジョージ・ヤング、ポール・マターズ(Paul Matters)などが交代でベースを弾いていた。

ベイリーは、AC/DCのデビュー・アルバム『ハイ・ヴォルテージ』のレコーディングの時期にメンバーであったが、このアルバムではベースはジョージ・ヤングとクレジットされている。しかし、このアルバムのベースはほとんどベイリーが録音しているとする説もある。

ベイリーは、その後、ニューサウスウェールズ州ニューカッスルのケンブリッジ・ホテルで働くようになった。

参考文献

  • Two Sides To Every Glory, Paul Stenning, 2005
  • "Metal Hammer & Classic Rock present AC/DC", Metal Hammer magazine special, 2005
オーストラリア盤アルバム
  • ハイ・ヴォルテージ(1975)
  • T.N.T(1975)
  • 悪事と地獄(1976)
  • ロック魂(1977)
  • インターナショナル盤アルバム
    ライブアルバム
    • ギター殺人事件
    • ライヴ
    • ライヴ・アット・リヴァー・プレート
    サウンドトラック
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